「こんばんは。リサコちゃんだよね?」
「あ、はい。そうです」
「良かったぁ。あ、さっき【イククル】でメールしてたショーイチだよ。今日はよろしくね」
「はい。こちらこそ。でも、なんで良かったぁなんですか?」
「いやどんなコが来るのか不安だったんだけど、予想以上に可愛いから安心しちゃった」
「やだ、そんなことないですよぉ」
「いやいやそんなことあるってば! もし可愛くなかったら今頃俺はダッシュで逃げてたもん」
「ハハっ! なんですか、それ! 可笑しい!!」
筆者の大げさな表現に笑って応えるリサコちゃん。フフフではなくハハハというのが実にいいではないか! クチを大きく開けてガハハと笑う女性に、なぜか好感を抱いてしまう筆者なのである。
うん。やはり女ってやつは愛嬌が一番大事だ。彼女の笑顔ひとつで途端にご機嫌となるだなんて、我ながらなんて単純なのだろう。
ま、こうした考えをできるようになったのは、筆者の人生が負け組だからだと思われる。負け続きの人生だからこそ、鼻糞ほどに小さい幸せでも象の糞ほどに大きく感じとることができるのだ。
待ち合わせ場所から徒歩数分のラブホテルに無事チェックインし、別々にシャワーを浴びてベッドイン開始。
軽めのキスから始めていき、徐々に愛撫を加速していく筆者。リサコちゃんの感度は良好だったので、気分良くクンニに専念することもできた。
そして十分のお湿りを確認してからコンドームを装着し挿入しようとしたのである。しかし、この時ピンと来てしまった。
これだけ小柄なコとするのも久しぶりだから、ちょっとアクロバティックな体位に挑戦してみよう!
ベッドの上で胡坐をかき、リサコちゃんを招き寄せる。そして筆者のチンコに跨ってもらい、座位での合体を始めたのだ。