特撮ヒロインのジンクス打ち破るか…モモニンジャー・山谷花純、水着グラビア解禁に絶賛の声


 しかし、その一方で「特撮出身の女優はブレイクできない」というジンクスも心配されている。男性俳優にとって「仮面ライダー」「スーパー戦隊シリーズ」などの特撮ヒーロー番組はブレイクの登竜門といわれ、佐藤健(26)や綾野剛(34)、松坂桃李(27)、福士蒼汰(22)ら数々の逸材を輩出してきた。しかし特撮出身の女優は出演後にあまり活躍できず、消えていってしまうパターンが目立つのだ。

「どうしても特撮出身の女優さんはマニア受けの面が強くなってしまい、一般層に魅力が届かないことが多い。男性俳優は子どもと一緒に見ているお母さんたちがファンになって人気に火が付きますが、女優は特撮ファンの間で騒がれるだけですからね。イロモノ的なイメージがついてしまうのもマイナスになっています。ただ、山谷さんに関しては単なる『特撮出身のポッと出』ではなく、子役時代からキャリアを重ねてきた実績がある。過去にブレイクできずに埋もれてしまった特撮ヒロインたちとは違うため、将来も期待できるでしょう」(アイドルライター)

 山谷は2007年にエイベックスのオーディションに合格し、翌年に12歳でドラマデビュー。08年に放送された昼ドラマ『ラブレター』(TBS系)で主人公の同級生の小学生時代を演じ、それをきっかけに子役として評価が急上昇した。さらに2013年にはNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で能年玲奈(22)演じる主人公の後輩である新人海女役を務め、一部ネット上で「あの可愛い子は誰?」と注目を浴びる存在になっていた。

 どちらかといえば子役時代の印象が強かった山谷だが、水着グラビア解禁で一気に大人のイメージに。スタイル抜群のスレンダーボディであることが明らかになり、今までとは違ったファン層も引き寄せられている。演技力の高さは子役のころから折り紙付きであり、女優としての躍進も期待できそうだ。長らくささやかれてきた「特撮ヒロインは大成しない」という不吉なジンクスを打ち破るのは山谷なのかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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