【ネットナンパ】35歳バツイチ女性の貪欲さにドン引きするトコショー


 待ち合わせ場所に先着した筆者がソワソワしながら待っていると、約束の時間通りにヒロミちゃんが登場。

嗚呼、今すぐ家に帰ってモンハンやりてぇ。

 ヒロミちゃんを一目見てガックシしてしまった筆者。彼女の容姿は、女子ソフトボール元日本代表監督の宇津木妙子さんを少しだけ若くした感じ。パっと見はとても30代とは思えず、アラウンドフィフティーくらいに見えてしまう。

 笑ってもいないのにほうれい線が目立ち、肌は日焼けというより地黒といった感じのヒロミちゃん。普通の男なら会って即ごめんなさいするところだろう。いや、ゴメンナサイどころか、他人のフリして顔パスしてもおかしくないところだ。
 
 
 
こちとら慈善事業で出会える系サイト遊びをしているわけじゃない!
 
 
 
 だが、ここで筆者の悪い癖が出てしまう。

 こういうのに限ってアッチのほうが凄いんジャネ?

 ポジティブシンキングにもほどがあるというもんだ。まっ、出会える系サイトで男を漁る女性に容姿の良さなんてものを求めるほうが間違いである。見た瞬間に吐き気をもよおすレベルでなければ、とりあえず合格というものだ。そのくらいの度量がなければ、出会える系サイト遊びを満喫することは叶わないとも言えるだろう。

 そんなワケで覚悟を決め、ヒロミちゃんに近づいていき声をかけたのであった。

「こんばんは、ヒロミちゃんかな?」 
 
「あ、ハイ。そうです」 
 
「さっき【ワクワクメール】でメールしてたショーイチです。今日はよろしくね」 
 
「は、はい。こちらこそよろしくお願いします」 
 
「じゃ、早速だけど行こうか?」 
 
「え?」 
 
「いや、立ち話もなんだからホテルに行こうよ」 
 
「こ、こんなオバサンでも大丈夫ですか?」


 驚き桃の木山椒の木! 自らオバサンであることを認めて、随分と下手にでるヒロミちゃん。ほほぅ、どうやら自分の容姿をよくわきまえているようである。

 そんなヒロミちゃんに対し、途端に親近感を覚えてしまう筆者トコショー。筆者も自分の容姿をよくわきまえているつもりだ。だからこそ、筆者の前で股を開いてくれる女性に対しては、容姿を問わず一生懸命愛撫するワケである。

「も、もちろんだよ。それに俺のほうが年上なんだからオバサンだなんて思わないよ」 
 
「あ、ありがとうございます」 
 
「じゃ、行こうか?」 
 
「はい」


 こうしてホテル街に向かって歩き始めた二人。ちなみに、いつもより距離をとって、付かず離れずの位置をキープしたトコショーなのであった。

men's Pick Up

人気コンテンツ関連トピック