AKB48グループが年間「写真集ランキング」占拠! その裏で「大爆死」したメンバーも…


 人気の指標となる『AKB48選抜総選挙』では上位にランクインしている松井だが、一人で大量投票できるシステムゆえに実際の支持の程度は不明瞭。しかし、写真集は大量買いのメリットがあまりないために「純粋な需要が分かる」といわれている。

 この結果にファンからは「やっぱりゴリ押し人気だったか」「運営の人気捏造がバレた」「珠理奈がSKEのエースで大丈夫なのか」などといった厳しいコメントが噴出。さらには「フレッシュさがなさすぎる」「珠理奈はグラビアする必要ない」などと、そもそも写真集の需要があまりないとの意見もあった。これが影響してなのか松井は今年10月にAKB48兼任を辞退。SKE48一本に専念し、活動の地盤を固めようとしている。

 また、時期的に今回のランキングには反映されていないが、同じくAKB48の島崎遥香(21)にも大爆死の声が。

 島崎は11月に初のファッションフォトブック『ParU』(主婦と生活社)を発売。オリコン集計の写真集ランキングで1位を獲得したが、その売上は約1万2000部だった。2013年に小嶋がリリースしたフォトブック『こじはる』(講談社)は初週6万部。その5分の1の売上しかなかったことになる。

 フォトブックは写真集よりも売上が低い傾向があるが、2012年発売のHKT48・指原莉乃(23)の『さしこ』(講談社)は初週5万7000部、2011年発売の元AKBメンバー・大島優子(27)の『優子』(講談社)は3万部。今後の売上次第の部分もあるが、新エースといわれる島崎が先輩たちの売上に全く及ばない状況だ。

「島崎は松井のケースとは違い、握手会イベントを頻繁に欠席したり、写真集の発売記念握手会を女性限定にするなど『オタ嫌い』の言動が深刻なファン離れを引き起こした結果。急速に支持が低下しており、増加しているといわれていた女性ファンもそれほど多くないことがフォトブックの売上で露呈してしまった。公開中の主演映画も『劇場がガラガラ』とささやかれて正念場。ここで原点回帰するか、オタ嫌い路線を突き詰めるか…大きな分岐点になりそうです」(前同)

 写真集の売上は、表面上では分からないリアルな人気が浮き彫りになってしまう残酷さがあるようだ。これを受け止めてどう戦略を転換していくのか、松井と島崎の巻き返しに期待したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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