AKB48グループが年間「写真集ランキング」占拠! その裏で「大爆死」したメンバーも…

20151201kojiharuTP.jpg※イメージ画像:小嶋陽菜写真集『どうする?』宝島社

 2015年の「オリコン年間“本”ランキング」が11月末に発表され、AKB48・小嶋陽菜(27)の写真集『どうする?』(宝島社)が売上11万7204部で写真集部門で2位にランクイン。女性タレントでは1位になり、2年連続の年間写真集女王に輝いた。

 人気が下降しているといわれるAKBグループだが、写真集では圧倒的な強さ。NMB48・山本彩(22)の『SY』(ヨシモトブックス)が99,691部で女性部門3位、毎年恒例の『AKB48総選挙!水着サプライズ発表 2015』(集英社)が同4位、乃木坂46・白石麻衣(23)の『清純な大人』(幻冬舎)が75,860部で同5位。

 以下も同じく乃木坂の西野七瀬(21)の『普段着』(幻冬舎)が69,348部で6位、HKT48・宮脇咲良(17)の『さくら』(集英社)が55,705部で8位、さらに写真集が5位に入っていた白石のフォトブック『MAI STYLE』(主婦の友社)が52,119部で10位。1位に嵐・大野智(35)のアートブック、7位に絶景写真集、9位に三代目 J Soul Brothersの登坂広臣(28)のフォトエッセイが入っているが、それ以外はAKBグループが総合トップ10を占拠。女性タレント限定なら独壇場だった。

 小嶋が自身のInstagramで「こうやって結果に出ると自信になるよ。みんなのおかげ。もっともっと楽しんでもらえる作品を作りたい」とコメントするなどメンバーたちは喜びに沸いており、ファンも彼女たちの活躍に歓喜している。

 だが、そんな喜びをよそにファンの間であらためて「大爆死」が話題になっているメンバーもいる。今年9月に初の写真集『Jurina』(集英社)をリリースしたSKE48の大エース・松井珠理奈(18)だ。

 同写真集は松井が18歳になるのを待って「手ブラ」姿の過激な表紙を撮影。満を持して発売された待望の初写真集であり、リリース直後に「発売たちまち7万部突破!」という景気のいい言葉が出版元サイトに踊った。ところが、オリコンのランキングでは圏外。7万部なら乃木坂の西野に代わって総合6位に入っているはずだが…。

「おそらく7万部は発行部数だったのでしょう。出版元が松井の人気を見越して強気に出たのでしょうが、実際のオリコン集計による売上は累計3万2000部ほど。もし7万部を印刷したのであれば、いまだに大量の在庫を抱えていることになります。しかも、同写真集は抽選1万名にスペシャルDVDをプレゼントしたり、全4種類のポスターをランダムで封入したりと『ドーピング』をしていた。9月発売という不利があったとはいえ、かなり厳しい結果です」(アイドルライター)

 松井は08年のデビュー当初から総合プロデューサーの秋元康氏に「10年に一人の逸材」と期待され、11歳にしてAKB48のシングル曲「大声ダイヤモンド」の選抜&センターに抜擢。それ以降も7年にわたってSKEの中心メンバーとしてエリート街道を突き進んできたが、一方で運営の「ゴリ押し」が強すぎるために実人気に疑問の声も上がっていた。

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