野呂佳代、「元アイドルなのにオンナ扱いしてもらえない」と悩みを吐露


 悩みを抱える有名人を救済するというテーマだが、逆に散々な言われようだった野呂は、改めて「元アイドルなのにオンナ扱いしてもらえない」と現在の悩みを吐露。かつては中居のようなマルチなタレントに憧れていたが、最近では「自分にはムリ」だと悟ったという。そして、そのきっかけとなったのが、今年6月に行われたイベントで披露した、ダチョウ倶楽部の上島竜兵(54)との“キス芸”だったとのこと。いわゆる、口論をしてから仲直りのキスをするといった一連のギャグに応じたことが、彼女のタレント業に対する考え方を変えたようである。

「女芸人さんと上島さんがキスすることは、これまでもよく見かけましたが、元アイドルの野呂さんとしたことは大きな話題になった。上島さんも応じてくれるとは思っていなかったようで、『好きになりそう』と言って笑いを誘っていましたね。まあ、いずれにしろ、そのノリの良さは野呂さんの大きな魅力ですから、今後も芸人さんからのムチャブリに対応することで、バラエティでも結果を残せるのでは。本人はオンナ扱いしてくれないことに悩んでいるようですが、元AKB48という肩書きは貴重ですし、その彼女がカラダを張る姿は視聴者にも刺激的だと思うのですが…」(芸能ライター)

 番組の後半では、アイドル時代に味わった苦悩も暴露した野呂。AKB48の握手会が競馬場で開催された際のイベントでは、当時野呂が在籍していたSDN48のメンバーが馬となって人間競馬をやらされたことが悔しかったという。もともとはAKB48のメンバーだった野呂としては、昔の仲間にバカにされている気分になり、辛かったようだ。

 苦しかったアイドル時代について振り返った野呂だが、終始番組では、ひな壇芸人のようにちょこちょこと発言を繰り返しており、バラエティタレントとしての存在感を発揮した。本人は上島とのキスを悔いていたが、ノリで見せたとはいえ、その行動力は今後の活動でも生かされることだろう。
(文=kamei)

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