紗栄子、8年半ぶりのドラマ出演に批判止まず…アンチを刺激し続ける処世術


 その後、ダルビッシュとのできちゃった婚・離婚を経た彼女は、これまでの女優・タレント業とは打って変わって、女性向けファッション誌などでの露出を大きく増やし、いつのまにか人気モデルの仲間入りを果たしていた。

 ただ、モデルとしての露出や人気が高まる一方で、SNSが炎上することが増え、たちまち嫌われキャラとしての一面も持つようになった。和服姿の写真をアップすれば「死に装束」と指摘され、愛犬を小脇に抱えた写真をアップすれば「犬をアクセサリー代わりにするな」との批判が噴出。スタイルブックや写真集をリリースすれば、Amazonのレビュー欄が炎上するといった具合である。

 そんな彼女がふたたび女優業を展開し、テレビでの活躍を増やすことでアンチを刺激するのは仕方のない流れとも言えるが…。

「ただ、今回紗栄子さんが演じる毛利まさこは、原作では『みんなが憧れる結婚』を目指すがあまり“ゼクシィ”というあだ名で呼ばれ、ヒロインと僧侶の恋を邪魔するといった、ヒール要素の強い役です。嫌われキャラを逆手に取り、その役がハマり役となれば女優業に幅が出るかもしれません。

 また紗栄子さんはブログで、『私が演じるまさこちゃんの衣装や持ち物を自分でコーディネートすることになりました』と衣装のスタイリングを手掛けることを発表していましたが、これもまた彼女らしいというか…。おそらく、自身がモデルを務めるブランドの洋服などを着用するのでしょうが、女優業再開だけでなく、そこでモデルとしての影響力も狙うのは抜け目ない選択ですね。アイドル的な女優だった彼女がモデルへ転身して人気を集めるとは誰もが予想していなかったことですし、やはり一筋縄ではいかない処世術を持っているのだと思います」(芸能ライター)

 ネガティブな意味ではあるが、結局のところ注目度が高い紗栄子。仮にアンチが彼女を叩くためにドラマを観たとしても、視聴率アップにつながり、紗栄子としては万々歳なのかもしれない。
(文=サ乙)

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