さてどうしたものかと思案していると、
「ね、ショーイチさん。お願い、もう入れて」
とおねだりされてしまった。
もう少し乱れさせたかったが、あまり焦らすのも可哀そうだ。言われるがままにゴムを装着し、チンコの先っぽをマンコにあてがう。
マン汁をまとわりつかせ、膣口のあたりをツンツンとノック。そしてゆっくりと時間をかけて亀頭だけを挿入。
さきほどの指挿入でキツマンだとわかっていたので、徐々に挿入していこうと考えていたのだ。
しかし、そうは問屋が卸さなかった。
枕に頭をのっけていたチエミちゃんだったが、急に枕から頭を下ろし身体ごとズリ下がってきたのだ。
ズニュぷじゅぬちゅ
途端に根元までマンコに飲み込まれてしまった我が愚息。
呆気にとられている筆者を尻目に、自ら腰を動かし始めるチエミちゃん。
嗚呼、なんて気持ちいいんだ。さっきから俺はビタイチ動いていないのに、もう発射しちゃいそうだ!!
できることならこのままされるがままに発射したい。だが、いくらなんでも挿入後数十秒で発射してしまってはカッコがつかない。
「ちょ、ちょっ待って!」
「え?」
「そんなに腰をグネグネされたら、アっという間に出ちゃうよ」
「で、でも」
「ね、俺が動くからちょっと我慢して」
「は、はい」
チエミちゃんに動きを止めてもらい、しばし固まる筆者。
だが、ここまでの動きのせいでザーメンが怒涛の勢いで尿道口に押し寄せてしまっている。このままだと、ダラダラと漏らしてしまいかねない。
目を瞑り、何年も前に死んだ愛犬のことや、こっぴどくフラれた時のことや、ぼったくり風俗で有り金をとられた時のことなどを思い出す。
思いだしたくないことを無理やり思いだしたことによって、ほんの少し冷静さを取り戻すことに成功。
チエミちゃんがまた勝手に腰を振りださないよう、彼女の足を抱えてからゆっくりとピストン運動を開始したのである。
締りのいいマンコの気持ち良さについつい腰を激しく振りたくなるが、懸命にその誘惑に抗うトコショー。なんとか先にチエミちゃんにイってもらおうと、突く角度や深さを変えて敏感ポイントを探し始める。
そして、カリの部分をGスポットにひっかけるような角度の時、突然チエミちゃんが叫び始めた。