すると、メールで聞いていた通りの女性を発見。どうやらメイコちゃんは既に到着していたようである。薄化粧でかなり地味めな感じでスレンダー体型だということが遠目で分かった。
顔は「お湯をかける少女」として名を馳せた80年代アイドルの一人である工藤夕貴を思いっきり薄くした感じである。まぁ、当たりの部類だろう。こんな地味な顔して肉食系だなんて、そのギャップに興奮してしまう。
ツツツツっと近づきながら更に顔をよく観察。むきたてのゆで卵みたいにツルンとしているおデコがなんとも綺麗で目を引くメイコちゃん。若さの証拠なのだろう、シミもなくシワもなく頬ずりしたくなるほど瑞々しいおデコである。
「こんばんは、メイコちゃんかな?」
「あ、はい。そうです」
ハスキーボイスでそう答えるメイコちゃん。予想外の低音に驚いてしまったトコショー。しかし、そんな驚きを表情に出してしまうほどお馬鹿ではない。何食わぬ顔で会話を続けることに。
「もしかして待たせちゃったかな?」
「いいえ、ついさっき着いたばかりです」
「なら良かったぁ。あっ! さっき【ワクワクメール】で約束したショーイチです。今日はよろしくね」
「はい。こちらこそよろしくお願いします」
ドスの効いた声ではあるものの、愛想良く受け答えしてくれるメイコちゃんにまずは一安心。
「ま。立ち話もなんだから、さっそく行こうか?」
「は、はい」
こうして世間話をしながらホテル街に向かうことになった二人。
「メイコちゃんはよく新宿とか来るの?」
「はい。バイト先があるので……」
「えっ! じゃあこんなオッサンと二人で歩いてるところ知り合いに見られたら困るんじゃない?」
「いいえ、大丈夫ですよ。別に悪い事してるワケじゃないですし」
「ま、まぁ、そうだよね。誰にも迷惑かけてないものね」
その後途中でコンビニに立ち寄って飲み物を購入し、無事にホテルにチェックインしたのであった。
そそくさと別々にシャワーを浴び、お待ちかねのベッドインのお時間だ。
ベッドの脇にメイコちゃんを立たせ、バスタオルをはぎ取る。二人とも全裸となった状態で抱き合いながらキスを開始。
ムフーっ!
やはり若いオナゴの唾液はええのぉ。互いの唾液まみれの舌を絡めて激しいディープキスを行う。感極まった筆者は彼女の歯や歯茎にまで舌を這わせペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ。
ムはーっ!
美味し! 若いオナゴのエキスでますます若返ることができそうだ。
「ふふふ、くすぐったいです」
歯茎ペロペロ攻撃をしている最中に、そう言いだすメイコちゃん。
「あ、ごめん。気持ち良くて夢中になってヤリすぎちゃった」
「ふふ、こんなとこ舐められるの初めてですよ」
「もしかして痛かったかな?」
「いいえ、全然平気です。でもちょっと恥ずかしい、かな」
くっくっくっく、こんなんで恥ずかしいだなんて可愛いもんだ。こりゃ責め甲斐があるってもんである。
んっ?
だが、待てよ。たしかメイコちゃんはガッツリ肉食系なんだよな。このまま責め続けてもいいのだろうか?
「ところでメイコちゃん?」
「はい?」
「責めるのと責められるのどっちが好きかな?」
「うーん、優しくたくさん責められるのが好きかなぁ」
チッ!
ガッツリ肉食系だなんていうから痴女っぽく筆者のことを可愛がってくれるものと期待していたのに…。ま、「まもるもせめるも(HAL研究所)」、オールラウンダーを自負するトコショーなのですぐに切り替えることに。