50歳にしてこの美貌! ベテラン女優・牧原れい子、「哀しい昭和の女」をエロチックに好演


 慌てて後半部分を引き続き鑑賞したのだが、夫が他界してから数カ月が経過していたのである。

 生け花教室を開き生計を立てているれい子チャン。好意を寄せてくれる教室の生徒と恋中に落ち、第二の人生に明るい兆しが見え始めていたのだ。

 しかし教材の花代にも事欠くほどの貧乏生活なので、あっという間に教室を閉じなければならないほどの事態になってしまう。そこで仕方なく花屋に肉体を捧げて代金の代わりにしてもらうのだった…。

 劇中の合間に、れい子チャンが紙袋のノリ付けという内職を行っているシーンが何度も登場するのだが、まさに昭和の貧乏世帯といった感じで郷愁を誘ってくれる演出である。

 気がつくと、なんの救いもなく重い雰囲気のまま3時間30分が経過していた。カット割りを多用しているドラマシーンが本格的だったので時間がたつのも忘れて見入ってしまっていたワケだ。

 しかしラスト直前でほっこりする仕掛けが待っていたので、後味の良い作品だったと言えるだろう。

 この『昭和を生き抜いた情艶の女 牧原れい子~「昭和背徳情話」「情炎未亡人」カップリング版~』は、まさにザ・官能ドラマといったデキだった。演技力に優れたベテラン女優でなければこうした作品を作ることはできないのだろう。

 17年前のれい子チャンデビュー当時を知っているおじさん世代は当然として、彼女を知らない若い世代にも一度は見てもらいたいものである。たまにはドラマ中心のAVを鑑賞するのもなかなかいいものだから。
(文=所沢ショーイチ)

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