貫地谷しほり、深夜のグルメドラマで爆乳揺らしてキュートな食べっぷり


「貫地谷さんは、どんな作品にも溶け込む圧倒的な柔軟性があり、実力派の女優として評価されています。そんな彼女の名前が一般に広まったのは、NHKの連続テレビ小説『ちりとてちん』(2007年)でしょう。これまでの朝ドラには明るくポジティブな性格のヒロインが多かったのですが、このとき貫地谷さんが演じたのは心配性でマイナス思考ながら夢に突き進むというタイプで、多くの視聴者の印象に残りましたね。また、NHKの大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)では、主人公の坂本龍馬に一途な思いを抱く女性剣士・千葉佐那を好演し、さらにファン層を拡大させました。芯の強い女性というイメージのある貫地谷さんですが、映画『スウィングガールズ』(2004年)、ドラマ『キミ犯人じゃないよね?』(2008年)などでは見事なコメディエンヌぶりも発揮しています。今回のドラマでは、そんな彼女のユーモアたっぷりの魅力があふれていますね」(芸能ライター)

 同ドラマの撮影前には、「食べることが本当に好き」と話していた通り、いかにも嬉しそうに食事をする貫地谷は視聴者の間でも好評。ドラマの制作陣には、『孤独のグルメ』(テレビ東京系)を手掛けた宝来忠昭監督や『たべるダケ』(同)の脚本家・北川亜矢子氏などが名を連ねており、百戦錬磨のスタッフによる演出が貫地谷の魅力をより一層引き立てているのかもしれない。ネット上には、「食よりも男女の恋愛模様が重視されているようで見ていて疲れる」といった意見もあるが、グルメと女子の本音が同時に描かれた内容は、深夜に食欲を刺激するグルメドラマの新しいカタチとして、視聴者に新鮮な印象を与えてくれるだろう。

 ドラマの中では、男性から口説かれることに目を輝かせている貫地谷だが、実生活では昨年、大手広告代理店勤務の男性とのゴールインが報じられたものの、きっぱりと否定している。女優としてさらなる高みを目指す彼女にとって、今は恋愛よりも仕事に力を入れたい時期なのかもしれない。恋とグルメに挟まれながら、コメディエンヌとしての実力を発揮する貫地谷。新感覚のドラマでは、貫地谷の魅力を十分に満喫できそうだ。
(文=大倉)

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