出会い系で見知らぬ男性に会うのが初めてというミーナちゃん。そんなミーナちゃんの不安を払拭すべく筆者が送ったメールが奏功したのかもしれない。
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もし、不安だったら待ち合わせ場所の近くから、非通知で電話かけてもらってもいいですよ。
私の携帯番号は090*-***-****です。
不安になったらその場でゴメンナサイしてもらっても怒ったりしないので安心してくださいね。
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我ながら、いい人振ることに関しては天才的である。ま、それもこれも気持ちいいセックスのためであり、それで誰かを直接的に傷つけたりはしないので許されて当然だろう。
さらにダメを押した筆者。
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私の格好は黒いジャケットとズボンに、赤い肩掛けカバンを持っているのですぐにわかると思いますよ。
あ! ミーナちゃんの格好は教えてもらわなくて大丈夫です。
だから、遠目から私を見て、「嫌」って思ったらドタキャンしてもOKですからね。
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うーん、我ながらなんてジェントルマンなんだ! ここまで言われたらほとんどの女性は安心して待ち合わせ場所まで足を運んでくれることだろう。
顔面偏差値が余裕でFランクのトコショー。だが、たまには褒められることもある。
「お人好しそう!」とからかわれたりする事がしばしば。つまり、不細工ではあるが「怖そう」ではなく「気弱そう」に見えるってことだろう。
じつはコレ、結構なアドバンテージだったりもする。
待ち合わせした男性の容姿がガテン系や似非EXILE風だった場合、喜ぶ女性も中にはいるだろうが圧倒的に「怖そうで不安」と思う女性のほうが多いだろう。
そこへいくと、筆者なんて「不細工だしチョロそうww」と思ってもらえるワケだ。それだけで回れ右される可能性がグンと減ってくれるのである!!
前置きがだいぶ長くなってしまったが、ここからが体験談報告。
待ち合わせ場所で待っていると、約束の時間より数分ほど早く筆者のガラケーが鳴り出した。
クパぁと携帯を開き、画面を確認する。すると「080********」と番号表示付きで電話してきたことがわかった。
真面目な顔を装いながら電話にでるトコショー。
「もしもし」
「あのぉ」、とか細い女性の声が聞こえてきた。
「あ、ミーナちゃんだね。こんばんは、【ワクワクメール】で約束してたショーイチです」
「ど、どうも」
「もう俺は待ち合わせ場所に着いてるから、慌てないで来てね」
そう応対しながらさりげなく辺りを一瞥する筆者。すると一人の女性と目があった。彼女はスマホを顔の付近に近づけて会話中の様子。
「あれ? もしかして、今俺の前にいるのがミーナちゃんかな?」、半歩近づき、その女性を見ながら言ってみた。
すると、その女性がコクンとうなづいて、筆者同様半歩ほど近づいてきたのである。
その女性、見た目は元おニャン子クラブの山本スーザン久美子を彷彿とさせるバタ臭い顔だった。
グヌヌっ
じつは筆者、バタ臭い顔の女性が苦手なのである。ウルトラの母役のペギー葉山や70年代に活躍していたタレントのキャロライン洋子といった系統の顔だ。自分でも原因不明なのだが、子供のころから苦手だったのでなんらかのトラウマがあるのかもしれない。
だが、たとえ苦手であっても無問題! 過去、筆者が対戦してきた数々のモンスターに比べれば余裕のヨっちゃん!! 少なくともミーナちゃんはバタ臭いことを除けばそれなりに当たりの部類だろう。
気を取り直して、ミーナちゃんのボディに目を走らせる。身長160台後半で、バストは余裕でEカップ以上はありそうだ。ウエストもそれなりにくびれているし、スカートから伸びた真っ白な肌の足も美味しそうである。
今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ! 今日は当たりだ!
瞬時にそう自己暗示をかけるトコショー。するとアラ不思議、無理して作らなくても笑顔を浮かべながらミーナちゃんと会話することができるのであった!!