【ネットナンパ特別篇】二輪車を諦めて、王様ごっこからの3Pへ・前篇

tokofuuzoku_131230-1.jpg激安料金なのに、在籍女性の質は高級店なみの「デリヘル東京」

 筆者トコショーの名刺には、肩書として「風俗ライター」と書いてある。思えば、風俗遊び好きが高じて風俗雑誌の編集者になってから既に20年近く経っていることになる。

 好きな風俗遊びができて、しかもギャラまで貰えてしまう! まさに筆者にとっては天職と言えるのだが、ここ数年はちょっと事情が変わってきてしまっている。

 そう、「出会える系サイト」を知ってしまったからだ。風俗遊びとは違い、常に行き当たりばったりの出たとこ勝負の出会える系サイト。そのギャンブル性にハマってしまい、ここ最近は風俗で遊ぶ機会が激減してしまったのである。

 そんなある日のこと、ハタと気付いてしまったのである。今までさんざん風俗遊びをしてきたものの、まだ未経験のものがあったことに。それは【二輪車】プレイだ。

 二輪車とはソープランドで二人の泡姫と同時に遊ぶことである。デリヘルやイメクラで二人の嬢と遊ぶことは3Pと呼ばれるのだが、ソープランドでは3Pとは言わない。あくまでも二輪車なのである。
 
 
 
“よっしゃ! ソープで二輪車するために、今日から二輪車貯金を始めるぞ!”
 
 
 
 ソープで二輪車する場合、最低でも10数万円はかかってしまう。それに、どうせ二輪車をするのなら中出しOKの若い泡姫2人のほうがいいに決まっている。そうすると更に料金はハネ上がってしまい15万円以上は用意しなければならない。それゆえ、コツコツと二輪車用貯金を始めようと思ったのである。

 だが、宵越しの金を持たないという筆者の性分ゆえ、一向に貯金額が増えない。だって、遠くの二輪車よりも目の前のセックスのほうが大事なんだもの……。

 そんなある日、年末の関係でギャラの振り込みが集中してフトコロがいつもより温まったのである。だが、筆者も霞を喰って生きているわけではない。全額を二輪車につぎ込むことはさすがにできない。しかし、どうせなら年に一度くらい風俗で豪遊したいものだ。

 そこで思いついたのがデリヘルでの3Pだ。デリヘルゆえセックスはできないが、それなりにゴージャスな気分を味わえることだろう。

 さっそくお店選びを開始。そして、アチコチのサイトを覗いて辿りついたのは「デリヘル東京」というお店だ。ここは60分7千円からという激安料金がウリのお店なのだが、ギャル質の高さでも有名。現役AV嬢や元モデルの爆乳ちゃんなど、筆者好みの女性がたくさんいるので、どの娘を指名するかだけで優に半日は悩んでしまいそうなほどだ。

 この「デリヘル東京」で3Pするか、とお店のHPを吟味していると「お持ち帰り確定コース」なるものを発見した。なんでも、プレイ時間の前半60分でカラオケや居酒屋などで合コンのように盛り上がり、その後ホテルに移動してたっぷりイチャイチャするという流れらしい。

 合コン。筆者にとってはなんのいい思い出もない。学生時代に何度か参加したことがあるのだが、その当時から非モテだった筆者はいつも干され組だったのである。

 しかし、このコースなら苦い思い出でしかなかった合コンを楽しめるのではないか! さらには、筆者とは縁が無かった王様ゲームも楽しめるのではなかろうか!

 そう思い立ち、さっそくお店に電話することにしたのである。
 
 
 
「はい! お電話ありがとうございます、デリヘル東京です!」、体育会系の明るいノリの店員が応答してくれた。 
 
「あ、今新宿なんですけど、これからお持ち帰り確定コースで遊びたいんですが……」 
 
「はい、大丈夫ですよ。ご指名の女の子とかいますか?」 
 
「いえ、とくにないんですけど、女性二人での3P希望なんですが……」 
 
「はい、ご用意できますよ」 
 
「じゃあ、女の子はお任せするんで、あまり待たずに済むコでお願いします」

 
 
 
 こうして無事に予約完了。在籍人数が多いからだろうか、待ち時間ほぼ無しですぐに遊べることになったのである。

 待ち合わせ場所は、歌舞伎町ど真ん中のカラオケボックスの前。目の前は元コマ劇場だった敷地で、工事が行われている最中だ。

 ボーっとそんな工事途中の建物を眺めていると、女性二人組が筆者に近づいてきて声をかけてきた。
 
 
 
「こんばんは、所沢さんですか?」 
 
「あ、はい」 
 
「デリヘル東京から来ましたぁ、今日はよろしくお願いしますね」 
 
「こ、こちらこそ!」

 
 
 
 二人ともかなりの上玉である。スレンダー体型とやせ巨乳体型の二人組で、これなら精巣が枯れ果てるまで何度も何度も何度も発射できるだろう。

 さっそくカラオケボックスに入店する3人。混んでいる時間帯だったので、かなり狭い部屋に案内されることになった。しかし、筆者にしてみればウエルカムだ。そのほうが密着度も増すし、自然な感じでお触りなんかもできてしまいそう!!

 室内に入り、上着を脱ぐ二人。スレンダー体型のコは現役女子大生のメイサちゃん。そしてやせ巨乳体型の女子は現役のAV女優でもあるみくちゃん。

 そんなメイサちゃんとみくちゃんを両隣りに座らせ、両手に花状態の筆者。ああ、もうコレだけで愚息が痛いくらいにフル勃起してしまう。

 さっそく飲み物と軽いスナック系を注文して、乾杯!
 
 
 
「ね、メイサちゃんみくちゃん、ここではエッチなことできないのかな?」 
 
「えー、それはホテルに行ってからのお楽しみでしょ」 
 
「で、でも、俺、我慢できそうにないよ」 
 
「だぁめ、我慢して!」

 
 
 
 予想していたことだが、カラオケボックスでの合コンタイムにヌキはないようだ。
 
 
 
「じゃあさ、王様ゲームくらいならいいかな?」 
 
「うーん、軽い感じならいいですよ」

 
 
 
 ヨッシャ! これも想定の範囲内だ。さっそく鞄から割り箸3本を取り出す筆者。そこにはそれぞれ「王様」、「1番」、「2番」とマジックで書いてある。
 
 
 
「こんなの用意してきたから王様ゲームしよう!」 
 
「はぁい、あんまりエッチなのはダメですよぉ」

 
 
 
 マジックで書かれた部分を隠すようにして3本の割り箸をメイサちゃんに握ってもらう。
 
 
 
「じゃあ、俺から選ぶね」
 
 
 
 じつはこの割り箸、種も仕掛けもあるのだ。王様の割り箸だけ先っぽをカッターで刻んでおいたので、じっくり見るか、先端部分を指の腹の部分でなぞれば分かるようにしておいたのである。
 
 
 
「やったぁぁぁ! 俺が王様だ!」 
 
「えぇ、本当にぃ?」 
 
「じゃあ、1番と2番のコがそれぞれ王様とポッキーキスね」

 
 
 
 あらかじめこのポッキーキスのために、ちゃんとポッキーが入っているスナックを注文していた筆者。こういう所に関しての筆者の気配りは異常なほどなのだ。

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