ホテルに向かい始める二人。道中何度か話しかけるものの、やはり反応は鈍い。こりゃ今日はとりあえずヤルだけヤってスッキリすれば良しと割り切るしかなさそうだ。
そうこうしているうちにホテルに到着。この界隈ではかなりグレードの低いホテルだ。可愛い娘が相手だったら絶対に利用しないレベルだが、チナツちゃん相手なら丁度いいだろう。
部屋に入り、まずはチナツちゃんがシャワーを浴びる。その間、筆者はテレビをつけてAVを鑑賞しだした。こうでもしないと心が挫けてしまいそうだったからだ。音量を絞りながらAVを見ていると、ムクムクと愚息がヤル気になってくれた。
もう少しだよ、マイサン。あとちょっとでリアルな肉質が特徴のオナホールに挿入してあげられるからね。
彼女と入れ替わりでシャワーを浴び、部屋に戻る筆者。室内は照明がグっと落とされていた。どうやらチナツちゃんが照明を操作してくれたようだ。
渡りに船である。これだけ暗かったらナオト・インティライミの顔を見ないで済みそうだ。ま、彼女が操作していなかったら筆者が部屋を暗くするつもりでいたのだが……。
さぁ、覚悟を決めてベッドイン開始だ。軽めの挨拶程度のキスをしたあと、オッパイを攻め始める。洋服を着ている時はFカップくらいありそうだと踏んでいたのだが、実際はCカップ程度だろう。ま、仕方あるまい。今日のメインはあくまでもオナホールであり、オッパイはオプションみたいなものだ。贅沢を言ってたらキリがない。
オッパイを攻めながら、右手をソっと彼女の股間にもぐりこませる。
ジトーっ……
まあ、それなりには湿っているようだ。こちらの愛撫にあまり反応してくれなかったのだが、潤滑油が滲んでくる程度には気持ち良くなっているのだろう。
ヘソ、足の付け根、内モモと舌を走らせる。と同時に、筆者の指先についた彼女の愛液の匂いを確認する。うむ、ほぼ無臭である。もしこれでクサマンだったりしたら、心が折れていたことだろう。
意を決して、ナオト・インティライミじゃなかった、チナツちゃんのヴァギナを舐め始める筆者。
ンフ、アフぅ、あン
控えめな喘ぎ声で感じてくれるチナツちゃん。なるべく彼女の顔を見ないようにしてクンニに専念。そして頃合いを見計らって、ゴムを装着して挿入することにした。
体位はもちろんバック!
ゆっくりと時間をかけて愚息を突き刺し、スローペースでピストン運動を開始した。
ピキーン!!
突然、足がツリそうになってしまった筆者。いつもならなるべく足腰に負担のかからない体勢を取ってからピストンするのだが、この時はさっさと発射して終わらせたいという気持ちがあったのだ。それゆえ、足の筋肉に負担がかかっていることに気付かなかったのだろう。
このままではツってしまう! そう思い、彼女の腰をグイっと引き寄せながら足の位置を変更する。
「ちょっ、痛いぃ!」
急な角度の変更で、チナツちゃんに無理をさせてしまったようだ。「ゴ、ごめん」と慌てて謝る筆者。しかし、チナツちゃんの機嫌は斜めのまま。それまではアフンアフンと声をあげていてくれたのだが、急に無言になってしまったのだ。
チッ! こうなったらさっさと発射するしかない!!
ズズドコズズドコ、
ズズドコズズドコ、ずンドンバコーン
ズズドコズズドコ、ズズずンドンズドドンバゴンバコーン
徐々に腰の動きを加速していく筆者。だが、また足がツルかもしれないという心配と、ご機嫌斜めなチナツちゃんのせいで、一向に発射の気配が訪れない。
べつに彼女の膣の締まりが悪いわけでもない。いつもならとっくに発射している時間帯だ。
ズズドコズズドコ、
ズズドコズズドコ、ずンドンバコーン
ズズドコズズドコ、ズズずンドンズドドンバゴンバコーン
筆者の額からジトーっと脂汗が流れ始める。発射が先か、中折れするのが先か、不安でしょうがないのだ。
ピコン!
人間追いつめられると、それまで考えたこともないようなアイデアがひらめくものである。この時筆者が思い付いたのは、オナホール「セブンティーン」のことだった。
名器と評判の高い2重構造の非貫通式オナホールで、筆者がヘビィローテーションしているもの。そんなセブンティーンに挿入していると思いこむようにしたのである。
“ウホっ、今日のセブンティーンはいつもより温かいなぁ”
“締まりが緩くなってきてるな、コイツ。そろそろ2個目の購入時期かなぁ”
そう考えていると、すぐに発射の前兆が訪れた。
ふぅ。
なんたる安堵感! 無事に発射できてホっとするトコショーであった。
もちろん2回戦なんてする気も起きず、終了を宣言する。ホテルの部屋を出て、エレベーターに乗り込む二人。
「じゃ、フロントに着いたら清算とかするから、先に帰っていいよ。気をつけてね」と告げ、エレベーターが1階に到着すると同時にサヨウナラとなった。
はぁ。ノン気のくせにナオト・インティライミ相手に射精できるだなんて……。獣なみの性欲に自分でも驚いてしまう。
今日のことを思い出してしまうので、もう二度とナオト・インティライミが歌っている姿を見ることはできないだろう。
と思ったが、元からあまり好きじゃないので彼が歌っているところは一度も見たことがなかったっけ。
(文=所沢ショーイチ)
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