大御所芸人K・Sの悪評…溶岩浴でホステスにアレを強要の非道ぶり!!

 高級クラブにも、枕営業、特攻隊と呼ばれるホステスがいる。営業をしても指名が取れない、同伴ができない、どの担当にとっても「使えないヘルプ」はクビになるか、自分の客と寝る「枕営業」をさせるように仕向ける。身体を使う接待ができるホステスたちを、特攻隊と呼ぶ。自分の売り上げのために太客に身体を捧げるのはキャバクラでもよく聞く話だが、クラブでは担当が他のホステスを客に斡旋することも……。枕営業で客がヘルプに入れ込んだり付き合っていると勘違いして、来店頻度が上がるなんてことが有り得るのよ。結果、一番得をするのはタイミングやヤれそうなホステスを見極められる「担当」ということ。全く、汚い世界よね~。

 話を戻そう。あまりの剣幕に圧倒されて、直子はK・Sのアソコに唇を近づけた。すると、髪の毛を掴まれ、強引に根本まで咥えさせられた。直子は枕営業をするようなホステスではなく、彼女たちのことを軽蔑さえしていた。純粋でプライドのある仕事ぶりに私も一目置いている子だったわ。当然、これを拒んだ。

 K・Sの手から逃れると、直子は泣きながら膝をついて謝り続けた。みんなここまでしているのかとショックを受けた。客に強引に口説かれたり、胸や太ももを触られたりしても、ここまでされることは普通ない。これは特攻隊の仕事だ。

 気まずい沈黙の中、K・Sは溶岩浴を出た。二人とも汗だくだった。K・Sは10万円の札束を5個財布から出し、「店の人間はもちろん誰にも言わないように。君にホステスは向いてない。今日で店を辞めなさい。もし店で見かけたらクビにしろとママに言うから。いいね」と念を押すと、50万円の束を直子のバッグに突っ込んだ。K・Sは光の速さで服を着て部屋を去って行った。

変わってしまった直子

 直子は翌日から店に来ることはなかった。ママも従業員も連絡が取れなかったが、水商売の世界ではよくある話だ。これが俗にいう「店を飛んだ」状態である。

 直子と仲が良かった私を含めた3人だけがこの事実を聞くことができた。正直あのクラスの人物がそのようなことをして口止め料50万円は安すぎる。だが直子は「怖かったけどレイプされたわけじゃないし、これで欲しかったルブタンの靴もプラダのバッグも買える。店を変えるくらいどうってことない」と自慢げに話したので、私たちは何も言わなかった。もっと取れたと思うけど……まあ、本人が良いなら良いんじゃない。プライベートには立ち入らず、余計なことは言わないが互いの売上には協力し合う。水商売の友情なんてそんなものだ。

 それから数年……直子は現在、自ら客と寝にアフターを交渉するホステスとなった。一晩50万円からと決めているらしい。あの一晩の出来事が純粋に仕事を頑張っていた直子を変えてしまったと言ってもいい。

 私も一年ほど勤めて辞めた店だが、K・Sは今もよくその店に顔を出すと聞く。一体誰が相手をしているのかと想像を巡らせては、全てを知った上で仕組んでいるかもしれない担当のママに震え上がる。

 キャー、お金って恐ろしい。人間って恐ろしい!!

 K・Sは面白くて優しい羊の皮を被ってメディアに出ているけど、その裏の顔は権力も何もない女を見下すオオカミジジイだわ。
(文=アスモデウス蜜柑)

■アスモデウス蜜柑/ 好奇心旺盛な自他共に認める色欲の女帝。長年高級クラブに在籍し、様々な人脈を得る。飲み会を頻繁に企画し、様々な男女の掛け橋になり人間観察をするのが趣味(捻くれてるって?余計なお世話よ!)。そのため老若男女問わず恋愛相談を受けることが多い。趣味は映画観賞で週に3本は映画を見る。

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