“丸刈り謝罪”AKB48峯岸みなみの復帰に賛否! 不祥事から事実上の出世

fujinmine0826main.jpg※イメージ画像:『婦人公論 2013年5月7日号』中央公論新社

 7月から『5大ドームツアー』を開催していたAKB48。8月24日の東京ドーム公演では、13・14期生を中心とした研究生の昇格が発表された。その際に今年2月1日に研究生への降格処分を受けていた峯岸みなみ(20)の正規メンバー復帰と昇格メンバーを中心として結成する新チーム「チーム4」のキャプテン就任も告げられた。昇格する研究生たちの中で最後に名前を呼ばれた峯岸は、口を右手で抑え目には涙を溜めるなど驚きを隠せないようだった。

 同日夜に峯岸は自身のGoogle+で「チーム4という名に重みを感じているし、初めてのキャプテンに不安もあります」と重圧に対する不安を綴り、「ですが、このチームにはたくさんの原石がいます。新たなチームとして活動する中でそれをさらに磨き、未来のAKBを支えるチームにできたらと思っています」と目標を掲げた。また、研究生に降格した時期を振り返り「あの時、私を受け入れてくれたみんなに恩返しのつもりで、チーム4の為にできることを全力で取り組みたいと思います」と前向きなコメントを掲載している。

 峯岸はAKB一期生として活躍していたが、今年1月に「週刊文春」(文藝春秋)での“お泊まりデート激写”記事掲載を受けて、腰まであった黒髪を丸刈りにし、謝罪動画をYouTube内のAKB48公式チャンネルにアップ。同日夜に、AKB48劇場支配人である戸賀崎智信氏がGoogle+およびAKB公式ブログで研究生降格を発表した。

 自らバリカンで剃ったと申告する髪は襟足の剃り残しが生々しく、女性が頭を丸めるというショッキングな動画に対し、国内のみならず、海外からも批判が殺到する事態に発展。公開からわずか3日後に削除されることとなった。その後、坊主にした峯岸は研究生として劇場公演に出演。一時は精神的不安もウワサされていたが、自身のGoogle+などでは、ともに公演を行っていた研究生を紹介する投稿を行い、ファンからは「研究生を多くの人達に知ってもらえる」と好評を得ていたようだ。

 そんな活動の賜物か、事件から約7カ月ぶりに無事正規メンバーに復帰した峯岸。だが、彼女の正規メンバー復帰に関してはネットを中心に賛否両論の物議を醸している。

 この発表後、大型掲示板では「峯岸おめでとう!」「行動力のある問題児を更生させるために責任のあるポジションに付かせることは良いアイデア」と今回の昇格に賛成する声が上がる一方で、

「意味不明。普通ヒラからやり直すだろ 」
「他のメンバーのヲタはやってられんだろうなw 」
「真面目に恋愛禁止を守って日夜一生懸命レッスンに励んでも何の意味もないってことだな」

 など彼女の正規メンバー復帰に対し、厳しいコメントも散見される。

「峯岸と同様、スキャンダルを報じられた指原莉乃は、責任を取るカタチでHKT48に移籍しました。しかし、今やグループの劇場支配人になり、総選挙では1位を獲得する人気を得ています。今回復帰した峯岸と指原は、AKBグループ内でも格段にバラエティ対応能力が高く、その才能は秋元康氏も認めるところでした。いわゆる『替えのきかない存在』だと言えると思います。その辺りも“人事”に影響しているのかもしれませんね。今後、不祥事を起こしても、反省した姿を見せ、結果的には出世するというパターンが定番化すると困りますが(笑)。増田有華や米沢瑠美、平嶋夏海などは、過去に恋愛が発覚したことが原因でグループを卒業したと言われていますので、復活してキャプテン就任までした峯岸が批判されるのは、致し方ないところでしょう」(芸能ライター)

 峯岸のGoogle+には「私なんかでいいのだろうか。そんな風に今でも考えてしまいますが、支えてくれると、一緒に頑張りましょうと言ってくれたみんなと最高のチームを作ります!!!!どうか応援よろしくお願いします」とも綴られている。一部では茶番劇とまで揶揄されている一連の騒動だが、峯岸は無事チーム4キャプテンを務めることができるのだろうか。
(文=木嶋陽介)

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