【ネットナンパ】出会い系ヴァージンの人妻と…


 筆者が選らんだのはホテル「R」。この辺ではグレードの高いほうで、露天風呂の部屋があることで知られている。あわよくば露天風呂の部屋でと思ったのだが、やはり人気の部屋だけあってすでに塞がっていた。そこで仕方なく普通の部屋をチョイスすることに。

 部屋に入り、まずは世間話。

 
「ね、ミウちゃんは煙草吸ったりする?」 
 
「いいえ、吸いませんけど」 
 
「了解! じゃあ俺も吸わないね」 
 
「え、吸ってもらってもいいですよ」 
 
「いや、煙草の匂いとかが服や髪の毛に移ったら悪いから我慢するよ」 
 
「えー、そんな気を使ってもらわなくてもいいのに」 
 
「あ、俺が勝手にそうしたいって言ってるだけだからミウちゃんは気にしないで」 
 
「じゃあ、そうしますね」

 
 我ながら必死である。ミウちゃんに気に入ってもらえるよう、不細工ながら紳士を装うのであった。こうして軽く会話した後、ミウちゃんにシャワーを促す。ここのホテルはお風呂も広めなので、混浴を楽しめる。だが、出会える系で遊ぶのが初めてだというミウちゃんに気を使って我慢したのである。

 数分後入れ替わりでシャワーを浴びる筆者。パンパンに膨れ上がった愚息を洗いながらしばし逡巡。ミウちゃん相手だったら、2時間で3発とかも余裕だろう。だが、いきなりガっついてしまってはヒかれかねない。かといって、せっかくの上玉である。入れて数秒で発射してしまっては、あまりにもったいない。
 
 
 
 
 ふぅ。
 
 
 
 
 ボディソープをローション替わりにしてシゴくこと数回。ドピュピュピュピューっと白濁液を吐き出してスッキリする我が愚息。これで落ち着いて彼女の身体を堪能できるというものだ。

 部屋に戻ると、ミウちゃんはベッドに横たわりながらテレビを鑑賞していた。部屋の照明は明るいままである。ヨシっ、ここはなし崩し的に事を始めれば明るい照明のままイたすことができそうだ。

 
「ね、ミウちゃん。もしかして緊張してる?」、彼女の隣に潜り込みながらそう尋ねる。

「は、はい。少し」 
 
「出会い系で遊ぶの初めてってことは、もしかして結婚してから初めての浮気になるのかな?」 
 
「(コクン)」

 
 
 
 
 ジワワ……
 
 
 
 
 先ほど抜いたばかりなのに、早くもフル勃起の愚息の先っぽが滲んできた。くふぅ、生きてて良かったぁ。油断すると顔中の筋肉がユルんでだらしない顔になってしまいそうだ。必死で平静を装いながら会話を続ける。

 
「キスマークとかつけないようにするから安心してね」 
 
「はい」 
 
「それと、どうせなら思いっきり気持ち良くなってほしいから、気持ちのいい愛撫とかあったら教えてね」 
 
「(コクン)」

 
 リモコンを操作してテレビを消す筆者。ミウちゃんを仰向けに組み伏せ、キスからスタートだ。チュチュっと軽いキスから始め、徐々に舌を押し入れる。即座に筆者の舌を受け入れてくれるミウちゃん。なかなかの好感触だ。

 次にDカップほどの美乳を攻める。いきなり吸いつくのではなく、まずは手で触って揉んで感触を味わう。すると柔らかかった乳首がみるみる固くなっていくではないか! はぁ、なんて可愛い反応なんだ。初めての浮気で緊張しているとは言うものの、身体は正直なのである。「おっ、乳首がこんなに固くなっちゃったよ」と言葉で攻めたい気持ちをグっとこらえる筆者であった。

 その後、乳首に吸いつきながら、もう片方の乳首を指でこねまわす。

 
「ぁ、ぁぁ……」

 
 消え入りそうな音量であえぎ始めるミウちゃん。演出過多のAVやサービス精神旺盛な風俗嬢とは大違いである。我慢しきれずに漏れ出してしまったあえぎ声のなんたる素晴らしいことか。まぁ、これも演技かもしれないが、いちいち疑っていては楽しめない。ここは素直に彼女の反応を楽しむことにした。

 そんなミウちゃんがたまらなく愛おしくなって、片手で乳首をイジりながら再びキスをした。
 
 
 
 
 ネチョヌチュワ
 
 
 
 
 今度はミウちゃんのほうから舌を差し入れてきた。はぁ、たまんない!! これで彼女が独身だったら、即座にプロポーズしてしまいたくなるほどだ。

 そんなキスを味わいながら左手で乳首をイジり続ける。そして空いている右手をソっと彼女のデルタゾーンに忍ばせる。
 
 
 
 
 熱!
 
 
 
 
 すでに熱くたぎっていた彼女の陰唇。予想外の熱さに驚いてしまったほどだ。親指の腹でクリちゃんをこねまわすと、愛液がどんどん分泌されてきた。そのお湿りを利用して、中指を膣に挿入する筆者。
 
 
 
 
「アっ!」
 
 
 
 
 ミウちゃんが大きな声を上げて感じ始めた。もう辛抱たまらない。もっとキスもしていたかったが、クンニをしたくてたまらなくなってしまった。ガバっと上体を起こしてから、彼女の股間に顔を埋める。
 
 
 
 
 チュッチュバネロエロレェろネロ
 
 
 
 
 ミウちゃんの愛液を舐めまくり、舌と唇でヴァギナを愛撫しまくる。ミウちゃんも更に声を上げて感じてくれる。ズヌヌヌヌにゅ、と中指を挿入してGスポット付近をこねまわす。と、同時にクリトリスを舌で刺激する筆者。
 
 
 
 
「アっ! アっ! アン! アっ! アっ! アっ! アん! アっ! 」
 
 
 
 
 筆者の中指の動きに連動するかのように声を上げるミウちゃん。そろそろ挿入してもいい頃合いだろう。だが、敢えてミウちゃんに聞いてみた。

 
「ね、ミウちゃん。どの愛撫が気持ち良かった?」 
 
「え、……どれも気持ちいいです」 
 
「でもさ、とくに気持ち良かったのどれか教えてほしいな」 
 
「……、キスしながら胸とアソコを触られるのが良かったです」 
 
「そっか。教えてくれてありがとう。入れる前にもう一度してあげるね」

 
 
 
 
 チュウ、コリコリ、ネちょネチョ
 ちュウ、こリコリ、ねチょネチョ

 
 
 
 
 身体全身をピクピクさせながら感じてくれるミウちゃん。終電の時間さえ関係なければ、一晩中でもこうしていてあげたくなったほどだ。

 10分以上はそうしていただろうか。ミウちゃん的にはもっと楽しみたいところだろうが、筆者が先に根を上げてしまう。

「ね、ミウちゃん。もう我慢できないから入れるね」 
 
「(コクン)」

 
 コンバットスーツを「焼結」するノリで、コンドームを装着。これで戦闘準備は完了。後はアニーの秘部に差し入れるだけだ。

 正常位で挿入し、ゆっくりとピストン開始。色んな角度で突き始めると、彼女の気に入るポイントを発見。Gスポットの付近を下から上に向かってコスりあげるようなピストンが一番感じるようだ。

 ならばと、そのピストンを続けてあげようと思う筆者。だが、その角度は筆者にとって鬼門だった。根元、竿、カリ、亀頭とすべての部分がきつく締めあげられ、気を抜くとすぐに発射してしまいそうになるからだ。
 
 
 
 
 ふぅ。
 
 
 
 
 他の角度に変更すべきかと悩みながら腰を振っていたのだが、結局は気持ちよさに逆らえずアッサリと発射してしまったのであった。

 
「ゴメンね。気持ち良すぎてすぐに発射しちゃった」 
 
「謝らなくていいですよ。私もすっごく気持ち良かったから」 
 
「ありがとう。そう言われてホっとしたよ」

 
 時間をかけて愛撫したせいだろうか、この時点でホテルに入ってから2時間近くが経過していた。彼女の終電の関係で、2回戦目を諦めて帰り支度を開始。

 
「ね、ミウちゃん」 
 
「はい」 
 
「良かったらでいいから、また会ってくれるかな?」 
 
「はい、こちらこそ」 
 
「じゃあさ、俺のアドレスを教えておくから、都合のいい時にメールくれるかな?」 
 
「あ、はい。私のも教えますね」 
 
「ありがとう。でも、それは今は聞かないでおくよ」 
 
「え? どうしてですか?」 
 
「教えてもらったら、俺のほうからたくさんアタックしちゃいそうだから」 
 
「はい?」 
 
「いや、あんまりしつこくしてミウちゃんに嫌われたくないから、ミウちゃんの誘いを待つことにするよ」 
 
「そんなの気にしなくていいのに」 
 
「うん、ありがとう。でも、待つのも楽しそうだからさ」 
 
「じゃあ、そうしますね」 
 
「俺のアドレスは、後で【イククル】のメールで送信しておくね」 
 
「はい。届いたらアドレス登録しておきますね」

 
 人妻であるミウちゃんに対して、最大限の気を使ったつもりのトコショーであった。まあ、ここまでしても彼女からお誘いのメールが来る確率は5分といったところだろう。この時以降、筆者のメールチェックの頻度が普段の倍以上にまでハネあがった。いつの日かミウちゃんからメールが届いたときは、その場で射精してしまうくらい喜ぶんだろうなぁ。
(文=所沢ショーイチ)

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