業界ウケ急上昇の菊地亜美がポスト矢口真里になるための秘策

※イメージ画像:『ami4you~菊池じゃないよ菊地だよ。』
ラインコミュニケーションズ

 かつて一世を風靡したモーニング娘。だが、世間的に見て今でも第一線で活躍しているのは矢口真里や辻希美、藤本美貴などのバラドル(バラエティアイドル)化した者たちだけのようだ。もちろん石川梨華や高橋愛は未だ根強い人気を誇ってはいるものの、矢口たちほど全国区の知名度を保ち続けることはできていないのが現状だ(紺野あさ美は今やテレビ東京のアナウンサーであるが、彼女は例外だ)。

 「ワイプの女王」との声名高い矢口真里だが、そんな彼女のポジションにゆっくりと忍び寄る影がある。アイドリング!!!の「あみみ」こと菊地亜美だ。彼女に対する業界内評価は高く、既婚者の矢口真里が今後出産・ママドルになるのを受けて、その位置に菊地を起用しようという声も上がるほど。

「菊地の業界ウケはかなりいいですね。カメラが回ってるときはプロとして多少悪めのキャラを演じ、収録が終わるとスタッフや関係者へきちんと挨拶をする姿がいつも見られますし。アイドリング!!!は相変わらずイマイチですけど(笑)、いま彼女が“パイセン”として関わっているレプロの新人アイドルグループ『ベイビーレイズ』は美少女揃いでアイドリング!!!よりも売れそうだという声もあります。礼儀正しさと自分の役割をちゃんと演じられるタレント能力が認められて、今後バラエティから引っ張りだこなのではないかと思われます」(芸能関係者)

 今年8月7日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の約一年半ぶりの企画「まだ間に合う!? 有吉先生のタレント進路相談」で菊地は有吉弘行に「バラエティはアイドルの受け皿じゃない。僕たち芸人は最初からバラエティがやりたくて仕方なくてこの世界入ってるんですよ」「あなたたちはアイドルになりたいって入ってきて、アイドルでダメだから『じゃあ、バラエティでいっか』ってナメた口利くんだけど、気に食わねえんだ、俺」とキツい説教をくらった。

 有吉が“ガチで”苦言を呈したのかネタなのかは定かではない。しかし芸人というお笑いの玄人から見て、「アイドルの第一線に行けないからバラエティに成り下がった」という仕方なさが垣間見えてしまうようなバラドルは確かに芸能界で残っていけないだろう。

 矢口や辻、藤本は人気絶頂だったモー娘。を恋愛関係のイザコザで脱退後に、バラドルとして花開いた。いわば、アイドルの頂点を極めてからバラドルに転身したと言えるだろう。一方の菊地はアイドリング!!!在籍中であり、アイドル活動の片手間にバラエティに出ているという印象は否めない。彼女がポスト矢口真里になるには、恋愛でその「殻」を破る必要があるのかも知れない?
(文=くわ山ともゆき/ http://kuwapedia.com

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