【ネットナンパ】ホテルが満室のおかげで……

 そんな世間話をした後、えりチャンがクローゼットの中からタオルを取りだし、先にシャワーを浴びてくるよう言ってきた。念入りにシャワーを浴び終え、常日頃から持ち歩いてる歯磨きセットで歯を磨く筆者。好印象を与えるため、わざとえりチャンの見える所でゴシゴシと歯を磨く。

 筆者と入れ替わりでえりチャンもシャワーを浴び、いよいよベッドイン。サイトの書き込みによればえりチャンはSとのことだったが、「最初は俺に攻めさせて」とおねだりして筆者のターンからプレイ開始。

 ねっとりとした唾液混じりのディープキスから始まり、乳首を弄ぶ。ただ、えりチャンの反応はイマイチだった。やはり攻められるのは好きじゃないのかなと表情を伺うと、歯を食いしばって声が漏れないように耐えている風だった。ラブホテルとは違い自室なので声が隣近所に漏れてしまうのを避けるためであろう。

 ソっと股間に手を伸ばしてみると、ベッチョリと濡れていた。うむ、感度は良さげである。山本梓似の娘が股間をビショビショにしながら、声を出すのを堪えているわけだ。たまらないシチュエーションに脳内がシビれる。ビチョ濡れの性器に顔を埋め、クリトリス、大陰唇、小陰唇を舐めまわす筆者。ビクビクッと不規則に身体が反応するえりチャン。

ピぃィチュア、ヌチャ、レヌロレロ、チュジュルル、ヌプァくちゅ……

 室内に響くクンニの音。その音の合間にえりチャンのくぐもった吐息が混ざる。舐めても舐めても尽きることの無いえりチャンの愛液。筆者が舌を突き出して膣に挿入すると、その舌を奥に導くかのように腰をあげて反応するえりチャン。

 もう我慢の限界である。愚息のおちょぼクチから先走り液が滲んでいるのは、見るまでもなくわかる。財布から取り出して用意しておいたゴムをスタっと装着して、「入れるよ」と一声かけてヌミュっと正常位で挿入。

 挿入と同時に、えりチャンが筆者の後頭部を両手で抱え込みディープキスを仕掛けてきた。キスをすることによってクチを塞ぎ、声が出るのを避けるためだろう。鯉が餌を求めるかのようにクチをパクパクさせながら筆者の唇と舌と唾液を貪るえりチャン。

 しつこいようだが、お相手は山本梓似の可愛い娘チャンである。こんな挿入を味わっていたらひとたまりも無い。求められるがままにキスに応じながら、ピストン運動を徐々に弱めていく筆者。

 しかし、えりチャンがそれを許してくれなかった。筆者の思惑を察したのであろう。えりチャンは両足を筆者の臀部の後ろでクロスして、グイグイとリズミカルに押し当ててきたのだ。

 正常位である。動きの主導権は筆者が握っているはずだった。いわゆるマウントポジションである。攻めるも休むも筆者がリードできるはずなのに、ガードポジションのえりチャンが巧みにそれを許してくれなかった。

 なんたる寝技師! 筆者は抵抗することを諦めた。命じられるがままに腰を振り続けるしかない。

 ふぅ。

 ディープキスをしながら「い、いぐよ」と宣言すると同時の発射であった。

 発射後も筆者の後頭部と臀部をホールドし続けるえりチャン。余韻を楽しむというより、まだまだ貪り足りないといった様子だ。なすがままにされるだけの筆者。半ば屈辱的な感覚を覚えてしまう。“ごめんね。俺が早漏なせいで物足りないんだろうね”、と思ったもののプライドが邪魔してそれをクチに出すことができない。

 
「これ以上入れているとゴムが取れちゃうかも」

 
 そう言って説得し、なんとか拘束を解いてもらう。筆者としては5分も休憩すれば復活して2回戦に臨めるのだが、この日は事情が違った。えりチャンは非喫煙者なので、室内は当然禁煙だ。灰皿なんてあるワケもない。

 そう、一服休憩ができない状況だったのだ。タバコ馬鹿の筆者としてはかなり苦しい状況だ。

「えりチャン。今日は本当にありがとうね。今日は俺が攻めちゃったけど、次は最初からえりチャンに攻めてほしいな」と終息宣言することにした。と同時に、次回への布石を打っておくことも忘れない筆者である。

 軽くシャワーを浴び、いそいそと身支度を整え終え、玄関でサヨウナラ。

 
「じゃ、また都合のいい時にメールしてくれるかな?」

「はい。ショーイチさんもメールしてくださいね」

 
 なかなか好印象の別れ際だった。えりチャンのマンションを出ると、急ぎ足で駅前の喫煙所に向かい一服。

 ぷハぁっ。美味し!

 一服しながら先ほどのエッチを思いだしていると、愚息がギンギンにいきり立ってきた。煙草の火を消して、今すぐにでもえりチャンのマンションに舞い戻りたくなってしまう。だが、いくら厚顔無恥な筆者でもそこまで図々しくはできないし、ヒかれること間違いなしだろう。グっと我慢の子であった。

 それにしても初対面の男を自室に招き入れるとはいい度胸である。筆者が逆の立場だったら、いくら相手が優しそうな既婚者であっても怖くてできないだろう。

 余談だが、筆者は街を歩いているとDQNにガンを飛ばされることがままある。幸いにもカツ上げされたりオヤジ狩りにあったことはないが、DQNにしてみれば気の弱そうなカモに見えるのだろう。もしかしたら、このお人好しそうで気弱そうな顔のおかげで初対面の女性に安心感を与えているのかもしれない。イケメンにはほど遠く、対極の側にある筆者の不細工ヅラではあるが、この一点だけは親に感謝したいものである。
●所沢ショーイチ(ところざわ・しょーいち)

・所沢ショーイチの【ガチ・レポート!】バックナンバー
第1回 B級グラビアアイドルをデリヘルで発見!!
第2回 15歳以下しか在籍していないデートクラブ!!(前篇)
第3回 15歳以下しか在籍していないデートクラブ!!(後篇)
第4回 出会い系でセフレを募集する肉食系女子急増中!!
第5回 元風俗嬢のエンコー女が激増中!?
第6回 裏フーゾク業界のスカウト事情
第7回 日給5千円以下ッ!? 激貧風俗嬢の台所事情
第8回 2ちゃんねるから追い出された”大人の”オフ会とは?
第9回 今なお熱い!!  テレクラの電話が今日も鳴り続けるワケ

men's Pick Up

人気コンテンツ関連トピック