輝きを増し続ける芸能界“オーバー50”の美魔女たち

 熟女ブーム到来といわれて久しいが、最近では「熟女」が「美魔女」という言葉に取って代わり、新たな動きを見せている。「国民的美魔女コンテスト」なるものが開かれたり、年齢に負けない美しさを学ぶ「美魔女ダイエット」というものもあるようだ。

 そもそも、美魔女の定義は「才色兼備な35歳以上の女性」とのことだが、「18歳に見える43歳の美魔女主婦」と話題になるように、主に「美しい40代」がフィーチャーされることが多い。30代のうちは化粧品や運動などの努力次第でまだまだ若く見せることもできるが、40代になるとさすがにごまかしが効かなくなってくる。そこで本当に美しい人には、多くの同世代女性が憧れを喚起されるのだろう。

 しかし、さすがは芸能界、さらに齢を重ねた50代に突入しても、アンチエイジングの神のような美魔女たちが君臨しているのだ。まず、その筆頭に上げられるのが川島なお美(51)だろう。先日もブログ「『なおはん』のほっこり日和」ですっぴん顔を披露。ちょっと遠目からのショットだったのが残念だが、そこで見せたドレス姿の細身のスタイルはとても51歳には見えないもの。

 同じ年齢の黒木瞳(51)も「理想の女上司」などさまざまな好感度調査で常に上位に入るなど、その清廉潔白な雰囲気には男女問わず支持が強いようだ。まさに「理想の美魔女」といったところか。今年50歳を迎えた松田聖子(50)も、驚嘆の声が上がる一人。アラフィフとは思えない艶っぽさには定評があり、ネット上では「松田聖子エロすぎwww」「アイドル時代知らないけど全然いける」などの声が上がっている。

「川島は6月にミュージカル、7月には舞台を控えているし、去年は著書を2冊出しています。黒木も今年は映画『ウタヒメ~彼女たちのスモーク・オン・ザ・ウォーター~』が公開され、7月からはドラマ『GTO』(フジテレビ系)にも出演。大河ドラマ『平清盛』(NHK)で祇園女御・乙前役を演じている松田にしてもそうですが、仕事が充実していることが若々しさを保つ秘訣のひとつでしょう。また、ワイン好きで知られソムリエの資格まで取っている川島や、ストイックに芸の道を究めんとする宝塚出身の黒木のように、信念のある生き方をしている人はやはり輝いています。松田の場合は、好き嫌いがはっきり分かれる誰にも真似できない生き方自体が、すでに一本筋が通っているといえますからね(笑)」(芸能ライター)

 ほかにも、ともにブログが話題になった浅野温子(51)と山咲千里(50)も50代美女の代表だろう。浅野は顔にシートパックを載せているという肌の手入れ中の写真をアップしたが、その中にも“土台の素晴らしさ”が見て取れた。山咲も、派手なつけまつげ写真を載せたかと思えば、素顔と美脚をあらわにした画像をアップし、50代とは思えないプロポーションを見せている。

 驚愕の若さを披露し続ける芸能界の美魔女たち。さらに先を見ると、15歳のデビュー当時からプロポーションが変わらないといわれる由美かおる(61)という存在もいる。その美貌には、一部のネットユーザーから敬意を表して“妖怪”とも評されるほどだ。先述の美魔女コンテストで川島は「女性の年はダイヤモンドですから。40カラットになっても、60カラットになっても、それだけ大きく輝いてほしい」と語った。女性は年齢を重ねるほどに、その輝きを増すということであれば、世の男性陣にとってもこれほどうれしいことはないだろう。
(文=津本ひろとし)

『美魔女』

 
熟女=オバサンという概念は古いのかも!?

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