【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

高額ギャラと性格の悪さで女優生命のピンチ! 「恩を仇で返す女」

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 TBSの人気長寿ドラマシリーズ『渡る世間は鬼ばかり』が、今年9月末で完全終了する。

 『渡鬼』は1990年からほぼ1年おきに21年間にわたって放送され、過去9シリーズの平均視聴率は21.3%を記録。国民的ドラマとも言われたが、昨年10月から放送されている10シリーズは13%台に落ち込んでしまった。しかも、脚本家の橋田寿賀子さんが「5人が1度に出るとギャラが高くなってどうしようもないのよ」と語っているように、視聴率の割には高騰してしまったギャラがネックになって、打ち切りが決まったようだ。

 ここでいう5人とは、ドラマの中心である岡倉家の娘役を演じる長山藍子、泉ピン子、中田喜子、野村真美、藤田朋子のことだ。中でも、ピン子のギャラは1回当たり推定200万円と破格だ。1シリーズ1年で約50回。単純計算でいえば、ピン子、1億円の年収が消えることになる。

 ピン子はほかに、TBSの『ぴったんこカン★カン』(TBS)や『紳助社長のプロデュース大作戦!』(同)などに準レギュラー出演してきたが、どちらも番組の継続や出演は安泰とは言えない。そんな状況下で、本来ならTBSは『渡鬼』で貢献してきたピン子に、代替番組を用意してもいいものだが、後番組は新ドラマ枠を新設。10月からは脱走犯をテーマにした市原隼人主演の『ランナウェイ~愛する君のために』がスタートするが、この作品にはピン子のピの字も見当たらない。

 この扱いの悪さは高額ギャラもさることながら、ピン子の性格の悪さが起因しているとしか思えない。彼女の性格を知る関係者は、ピン子の仕事が減少して、女優生命のピンチに立たされようとも、誰ひとりとして同情しないだろう。もちろん、筆者もそのひとりだ。

 ピン子は売れない女ピン芸人から、75年、日本テレビの情報番組『ウィークエンダー』のリポーターとして脚光を浴び、女優に転身。83年、NHKの朝ドラ『おしん』で実力派女優の座を確立した。ところが、新人女優イジメがひどいという情報は絶えず、筆者ら、マスコミのターゲットにもなっていた。

 そうしたマスコミの窓口になったのが、デビューの頃から、マネジャーを務めていたT氏だった。このT氏、少しヤクザっぽいが、男気のある人間で、テレビ番組のスタッフからも愛されていた。筆者とも親しくなって、個人的に飲みにいくようになった。問題ある言動が多いピン子のゴシップが、さほど表立って出なかったのはT氏の力によるものだった。にもかかわらず、ピン子はT氏がある女優の事務所から仕事の相談を受けたことに嫉妬して、彼を一方的にクビにしてしまった。その上、T氏が打ち合わせで使っていた経費の返済を要求してきたというから開いた口が塞がらない。ピン子は恩を仇で返すような女だ。

 その後、ピン子は所属事務所からの独立を機に、同事務所から、3億5,000万円の返済請求訴訟を起こされたというのも皮肉な話だ。ピン子には浪費癖があり、クレジットカードを使った買い物や、マンションの家賃や光熱費までも事務所に肩代わりさせていたからだ。これも、恩を仇で返したことへのしっぺ返しのように思えた。

 ピン子の性格の悪さは、日本テレビの『なるほど!ハイスクール』でのAKB48イジメからもうかがえる。バラエティー番組での、ピン子の意地悪おばさんぶりをキャラだと思っている人がいるかもしれないが、あのような光景が実際にはドラマや映画の舞台裏では繰り広げられてきたのだ。

 『渡鬼』終了で、年収が5分の1以下になると言われているピン子。これからは夫である開業医の武本憲重さんと”終の棲家”として購入した熱海のマンションで細々と暮らすのが、せめて晩節だけは汚さないための最善の手段かもしれない。
(文=本多圭)

『渡る世間は乳ばかり Lカップ110cm 薫子』

 
鬼よりおっぱいがいいよね

amazon_associate_logo.jpg

【関連記事】恋人発覚に未成年飲酒…AKB48帝国の綻び
【関連記事】“非処女ほぼ確定”でも不問に? AKBの方針転換は吉?
【関連記事】乃木坂46のメンバーに芸能関係者が多数加入!
【関連記事】美女ボウラーの活躍する「Pリーグ」とは?
【関連記事】「ドリムスは姥捨山」発言は田中義剛からのエール?