
22日、元モーニング娘。の矢口真里と3歳年下の俳優、中村昌也が婚姻届を提出し、同日に結婚報告会見が行われた。初めて公の場にツーショットで登場した2人の身長は、それぞれ144.5センチと192センチ。その差約47センチである。矢口の顔の小ささも影響してか、身長差は際立っており、一部ネットでは「捕まった宇宙人」とまで言われている。
そんな2人が出会ったのは昨年の始め。知人の紹介だった。「会って意気投合したのがメチャクチャ早くて、出会ってすぐ付き合った」という。同年5月には熱愛発覚報道を受け、それぞれのブログで報告している。
「貧乏で泣かすかもしれませんが、浮気で泣かすことはありません。彼女を全力で守ります!」
中村が会見でこう宣言したとおり、2人は身長差だけではなく、芸能人としての知名度、言ってみれば収入にも大きな差がある。矢口は1998年5月にモーニング娘。第2期メンバーとして加入。モー娘。はその年の『紅白歌合戦』(NHK)に出演を果たしただけでなく、第40回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。加護亜依、辻希美たちとのユニット、ミニモニ。でも活動。その後、2005年1月から脱退する5月まで、第3代のリーダーを務めた。脱退後も勢いは衰えず、『やぐちひとり(C)』(テレビ朝日系)や『あいまいナ!』(TBS系)の司会など、トークの強さを活かしバラエティを主とした活動を続けている。今年はモーニング娘。卒業生とともにドリームモーニング娘。を結成したことも記憶に新しい。
かたや、中村は2009年の舞台『パッチギ!』やテレビドラマ『イノセント・ラヴ』(フジテレビ系)の脇役として単発での出演が目立ち、差は歴然としているが……、
「矢口と過去に付き合った男たちが出世するというのは有名な話です。そもそもモーニング娘。を脱退することになったのは、小栗旬との2ショット記事がフライデーに載ったことがきっかけ。見出しには”矢口真里&イケメン俳優”と大きく書かれていて、当時の小栗の知名度を物語っています。ところがその後、一気に売れましたからね」(芸能関係者)
確かに、映画『クローズZERO』(2007年公開)や、現在公開中の『岳-ガク-』で主役を務めるほか、2009年には大河ドラマ『天地人』(NHK)にも出演を果たすなど、2005年以降の小栗の活躍はめざましい。また、2008年に”イケメン俳優とお泊まり交際”と矢口との熱愛を報じられた俳優、川久保拓司も、過去の目立った出演歴は『ウルトラマンネクサス』(TBS系)などであったが、2009年には『ハンチョウ~神南署安積班~』(TBS系)にゲスト出演し、今年公開の映画『TAKAMINE アメリカに桜を咲かせた男』では長谷川初範、渡辺裕之らと共演を果たしている。着実にキャリアを積んでおり、今後さらに活躍の場を広げていく可能性は高いだろう。
会見では「『安いところは僕が払うから、高いところは払って』と、はっきり言ってくれるところがかわいい」と矢口が語る場面もあり、その格差をお互いに分かった上での付き合いであることが明かされているが、過去の”あげまん”伝説にならえば、夫となった中村も、近い将来、上り調子となることが期待できるのではないだろうか……。
お会いできたみたいですね