松ケン結婚報告会見に見る、小雪の大物女優ぶり

71f4uR4a7qL._AA1500_.jpg*画像:小雪主演『わたし出すわ』

 昨日、スポーツ紙各社が報じた小雪と松山ケンイチの結婚だが、これを受け同日夜には松山が記者会見を開いた。グレーのスーツ、ブルーのネクタイで約200人の報道陣の前に現れた松山は、時折はにかみながら報道陣からの質問に答えた。

 「指輪は給料の三カ月分なんて言いますが、どうでした?」という、人によってはムッとしかねない生々しい質問にも、イヤな顔も見せず「秘密です」とソツなく返し、「以前より太ったと思うんですが、小雪さんの手料理はおいしい?」と聞かれた際にも、「美味しいです。太ったのは役作りで体を大きくしようとしてるだけです。幸せ太りなら、もっと前から太ってますよ」と笑顔でのろけてみせた。小雪の印象に対しては、「表裏なく、ストレートにものを言うところがかっこよかった」と、サバサバした性格に当初から惹かれていたことを告白。初めて映画『カムイ外伝』で共演した際も、「スタジオでストレッチをしていると、彼女がやってきていきなり『体、硬ッ!』って」と突っ込まれた思い出や、「押して押して押しまくりました」という小雪に対する松山の一途な想いも語られた。

 会見でどんな質問にもキッパリと答える様子から、松山の誠実な人柄や、26歳という年齢以上にしっかりしている感がにじみ出ていたが、それと同時に、松山の語る小雪エピソードからは、彼女の姉さん女房ぶり、そして大物ぶりがにじみ出ていた。

「年齢差は関係なかったです。でも、経験してるものや価値観が違うなと思って驚いたことはありました。彼女は風呂が大好きで、1日3回入るんです。あっ、これ言ったら怒られちゃうかな」などと怯えながら明かし、結婚前提で交際を申し込んだ際にも「『あなたみたいなヒヨッ子で大丈夫なの?』みたいなニュアンスのことは、言われました。すんなりとはいかなかったです。プロポーズのときも『ヒヨッ子で大丈夫?』という感じでした」と”頼りない男”扱いされていたことを語った。また「部屋を散らかしちゃったりすると怒られる」とも。

 このように会見からは、松山が完全に「しっかりした姉さん女房にメロメロで尻に敷かれている」図式が見えてくる。しかし、気になるのは「ヒヨッ子」発言。双方のキャリアにそれほどの差があるのだろうか。

 小雪は1995年から雑誌『non-no』の専属モデルとして活動を始め、その後2000年にパリコレに参加。2003年には映画『ラスト・サムライ』でトム・クルーズらと共演し、その名を広めた。初の主演ドラマ『きみはペット』(TBS系列)では嵐の松本潤と共演しているが、これは小雪演じる27歳のキャリアウーマンが松本演じるモモをペットとして飼う、というストーリーで、しっかりした年上女が年下男を……というところには現実との共通点もある。かたや松山は2006年に映画『デスノート』のL役で出演したことでブレイク。その後『デトロイト・メタル・シティ』など話題作に出演、来年にはNHK大河ドラマ『平清盛』に主演が決まっている。さらに昨年公開の映画『ノルウェイの森』で音楽を担当したレディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドがこの作品での松山の演技を大絶賛している。

 松山、小雪共にドラマや映画など幅広く活躍する俳優で、ハリウッドでの知名度の違いこそあれ、キャリアにそこまでの開きを感じることはない。とすれば、小雪の「ヒヨッ子」扱いはキャリアではなく、単純に年齢的なものだということだろうか。もしくは、かつて噂になったあの有名俳優と比べて……、なんてことも。

 所属事務所を通じ「これからもともに手をたずさえ人生を歩んでゆきたいと思っております」とコメントを寄せ、昨日も会見に向かう夫を「頑張って」と送り出したという小雪。仕事だったという噂もあるが、一生に一度になるはずの”結婚会見”、共に芸能人ということを考えれば、小雪がこの会見に出席していない理由が少し気になるところだ。

『ラスト・ブラッド』

 
こちらも小雪が出演するハリウッド作品

amazon_associate_logo.jpg

【関連記事】「年下男×年上女カップル」次にゴールインするのは誰だ!?
【関連記事】小雪オススメ! エイベックスが一丸となってヨイショする”怪しい水ビジネス”?
【関連記事】アノ人気タレントも実はスモーカー? 意外な喫煙者のウワサ
【関連記事】吉高由里子、新恋人(?)発覚は俳優Mにフラれたせい!?
【関連記事】ほしのあき粘り勝ち結婚!? 落ち目から勝ち組へ一発逆転か