狩野に平野にミポリンまで! 次々と再出発する有名タレントたち

 覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕され、処分保留のまま18日に釈放されたタレントの小向美奈子が、フィリピンへ再渡航することが分かった。スポーツ新聞各紙が報じたこのニュース、関係者の証言によると「現地に到着後、すぐに永住権を申請する」のだという。そして渡航先では再びポールダンスの学校にも通うと目されている小向。気持ちも新たに再出発を果たしたというところだろうか。

 そんな小向のほかに、近頃では、有名タレントたちの再出発がよく報道に上がっている。たとえば、昨年からたびたび日刊サイゾーで報じてきた華原朋美の復帰も、23日発売の『週間実話』(日本ジャーナル出版)が「ヌード復帰構想」として「AV2本で1億円」と、彼女の芸能界復帰を取り上げている。

 また、中山美穂は、自身の作詞で10年ぶりとなる新曲を発表。夫の辻仁成が楽曲を提供しているし、広末涼子は、昨年夏に結婚したキャンドル・ジュンとの間に男児を出産。2度目となる母の道を歩き始めた。

「季節柄、春を目前にすると、毎年芸能ニュースでは、よくタレントたちの新たな出発が話題になります。一般の人々もそれぞれに新しい道を歩き始める時期ですからね。卒業とか新しい世界への挑戦というのは、共通の話題として誰もが興味をもつのでしょう」(芸能ライター)

 卒業といえば、昨秋から始まった『ピカルの定理』(フジテレビ系)に出演する声優の平野綾も、先日番組降板の憂き目にあった。放送時間帯の繰り上げに伴う番組編成の変更の一環ということだった。

「そもそも、平野と又吉と吉村の3人のいずれかを充電するという前置きから結果的に平野が選ばれたという展開は、最初から決まっていたと考えるのが妥当です。いきなり彼女だけにクビを宣告するのは酷ですからね。3人から選ぶということであれば、多少ゲーム性も生まれて、本人も納得するというわけです。なぜ、平野が選ばれたかの真意は分かりませんが、彼女はTwitterでの発言などから批判されがちですから。とりあえず様子見という感じなのでしょう」(芸能関係者)

『ピカルの定理』降板を受けて、当の平野は自身のツイッターで「折角だからこの充電を利用して、確実にパワーアップして戻って来る方法を考えていました。武者修行やな。」と語っている。この彼女の発言に対してネットユーザーたちは「あーやカワイソス」や「ざまぁ」などといろいろな反応を見せる。中には「あーや出ないなら見ない」という声も多く、彼女の降板が今後の番組にどう影響を及ぼすのか注目の必要がありそうだ。

 平野が番組卒業で話題を集めている一方、お笑い芸人の狩野英孝が新たな出発を決めたとして注目されている。彼が心に決めた出発とは親の後を継ぐことである。と言っても、芸能界を引退するわけではない。実家の神社を継ぐために、”宮司”の資格を取るというのだ。新聞各紙の報道によると、「今回の震災で、家族のことを強く思うようになった」という狩野。宮城県栗原市にある彼の実家の神社も震度7に見舞われ、鳥居が傾くなどの被害を受けている。多くの犠牲を出した今回の震災だが、それによって多くの人々が自分の家族の大切さを再認識したのは事実だろう。そして、そんな新たな認識は、狩野のように、人々に新しい出発を促す。近頃芸能ニュースに再出発の話題が多いのも、そんな震災の影響なのかもしれない。

(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

『並木優 復活祭!!』

 
好きな子が復帰すると嬉しいよね。

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