起死回生の一打となるか? 舌禍タレント、グラビア登場のワケ

2011yoshinoB.jpg画像:「FLASH 2011年3月29日号」光文社より

 3月15日発売の「FLASH」(光文社・3月29日号)の袋とじグラビアに、かつて”毒舌タレント”と称された吉野紗香が登場している。袋とじ表には、紫の大きなハットでおっぱいと股間を隠し、網タイツにハイヒールで、胸元にバタフライのタトゥーで座るカット。スクープ取り下ろしと銘打たれた”クレイジー・ビッチ!!”というタイトルにふさわしい扉だ。さらに「ビキニを外し大胆暴露! これが奔放女優の真の姿?」なるキャッチまで。ついに乳首解禁か!? はやる気持ちをおさえつつ、袋とじを開くと……。

 そこには、扉と同じような網タイツに紫のチューブトップで寝そべっていたり、ヒョウ柄ファージャケットでおっぱいを隠し、挑発的なカメラ目線の吉野紗香の姿。ページを追うごとにヒョウ柄ジャケットを脱いでゆき、ヌーブラ風ビキニでの四つんばいカットまで披露。ぱっつんの前髪ウィッグも、28歳という年齢に似合わず少女のようなキュートさを演出している。袋とじの最後には、真っピンクと真っ青な鳥の羽でおっぱい&お尻を隠した姿もあるものの、残念ながら乳首解禁とはならなかった。体つきも、ほどよく痩せてオシャレなグラビアには似合っているが、もうちょっとお肉がついていたほうがエロいかも。全体的にファッション性は高いが露出は少なく、エロ度が高いとは言い難い。男子ウケというよりむしろ断然、女子ウケのするグラビアに仕上がっている。

 と、男性目線で見れば、やや物足りない袋とじではあるが、このグラビア登場が吉野紗香復活のきっかけとなるのでは、と見る向きもある。かつて”チャイドル”ブームの火付け役となった彼女。そのキャリアはモデルからスタートし、ドラマ、映画と幅を広げていった。その流れでバラエティーなどにも進出したが、「(芸能人で頭が悪そうなのは)広末涼子」「あのグラドルは移籍先の社長とデキてる」など奔放すぎる発言が災いし、芸能界から干されていた。さらに、元関西ジャニーズJr.との朝帰り&未成年喫煙を報じられ、一時は謹慎処分で引退の噂も出る程だった。その後、復帰を果たすも、やはり相変わらずの毒舌をカマし続け、ブログはたびたび炎上。中でも、長瀬智也と相武紗季のデート目撃情報をブログで報告したことが痛手となり再び陰を潜める。映画やドラマへの出演を地道に続けているも、いまだにバラエティー復帰はほど遠い状態だ。まさに「口は災いの元」を地で行く吉野紗香。2008年、ハードボイルド作家として知られる白川道原作の映画『病葉流れて』公開の際、フルヌードの期待が高まり、再び世間の注目を集めたが、セミヌード止まりだった。

 チャイドル・ブームの頃を知る者も少なくなり、バラエティーからも遠ざかり、一時代を築いたアイドルとしては寂しい状態にある彼女。このタイミングでの挑発的なタイトルの”撮りおろしグラビア”。セミヌード止まりとは言え、これまでこれといって表立った活動が報告されていなかったことを考えれば、そこには今後の活動の”影”が見えてくる。グラビアアイドルであった佐藤寛子が、『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』でアイドルを脱皮したように、吉野もまた、”新たな挑戦”が控えている可能性は高い。

吉野紗香写真集 「saya 紗」

 
やっぱりイイ女!

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