※画像はAmazon商品ページより 2010年を代表するアイドルグループと言っても過言ではないほどの活躍を見せているAKB48。新曲「Beginner」の発売を控えつつも、8月リリースの「ヘビーローテーション」が未だに音楽売上チャートのベスト10にランクインするほどの人気だ。一方で、チームKのリーダーを務め、『笑っていいとも！』（フジテレビ系）のレギュラーや『世界ふしぎ発見！』（TBS系）などバラエティー番組へのソロ出演で、活躍が目立ち始めていた秋元才加にスキャンダルが発覚するなど、相変わらずお騒がせなアイドルグループでもある。
そんなAKB48の第11期研究生であった豊田早姫が「研究生を辞退」するに至ったことが、23日午後分かった。研究生とは、テレビ露出やソロ活動も活発化してきた今のAKB48において、劇場公演を円滑に行うために欠かすことのできない存在だ。正規メンバーが他の仕事で劇場公演に参加できない時、代打を務めるのが研究生なのである。また、佐藤亜美菜や北原里英、指原莉乃、高城亜樹など、研究生から昇格し正規メンバーとなった者も多い。
さて、豊田早姫は、今年7月に第11期オーディションに合格、研究生候補となり、9月末に行われた審査にも合格し、晴れてAKB48の研究生に昇格していた。10月10日の野外ライブ「AKB48東京秋祭り」にて、初お披露目がされた矢先の「辞退」は、あまりに唐突すぎやしないだろうか。
「”辞退”というのは表向きで、実際には”解雇”だったと聞いています。というのも、彼女が同年代の男性と撮ったツーショットプリクラがネット上に流出しているためです。プリクラにはお互いの名前と『だいすき（ハートマーク）』という言葉が書かれており、恐らく二人は恋人同士なのでしょう。AKBは”両想い禁止”という規則を設けていますから、彼氏がいることが発覚したことで事実上クビになったのだと考えるのが自然です」（芸能記者）
AKBでは、これまでにもプリクラ流出による男女交際発覚で解雇に至った事例がいくつかある。08年8月、チームBに所属していた菊地あやかは、交際男性とのツーショットプリクラがネット上に流出、その原因ともなった恋人のホームページ・プロフも暴かれ、解雇の憂き目を見ている。その後、再びオーディションを受け合格し、研究生としての活動を経て現在はチームK及び「渡り廊下走り隊」のメンバーとして活動中だが、菊地のように復活を遂げることは稀だ。09年7月には、8期研究生だった西川七海もプリクラ流出で解雇。さらに今年6月、同じく8期研究生の石黒貴己も「ずーっと一緒 結婚するもんっ！」などと書かれた彼氏とのラブラブプリクラが流出。同時期に行われた審査で落選となり、AKBを卒業している。
ここまで4人の少女たちが「プリクラ流出→解雇」という流れを辿ってきたが、このことからは逆に「ただいま恋愛中」という決定的な証拠をおさえられない限り、解雇には結び付かない、と言うことができる。恋人の存在がウワサされ、目撃談は相次ぐものの、ただの「目撃証言」や「不鮮明な写真」では、証拠にならないというワケだ。
たとえば、AKBを運営する会社社長の寵愛を受けていると昨年報じられた篠田麻里子や、ジャニーズタレントとの交際がウワサされる小嶋陽菜、ダンサーとのデートやウエンツ瑛士との熱愛が取り沙汰された大島優子、野球選手やEXILEメンバーとのデート情報がたびたび飛び込んでくる板野友美、そして冒頭でお伝えした秋元才加……。
秋元の場合などは、演出家の広井王子が深夜に彼女の部屋を訪問していることは事実として認めているが、男女関係については完全否定。だが、2人の関係を写真つきで報じた「週刊文春」（文藝春秋）は、追及の手を緩める気配もなく、翌週も広井氏の「言い訳」を糾弾している。どうやら、広井氏が秋元の部屋に宿泊したのは一夜限りではないようで、10月7～8日にかけてと、9～10日にかけての二回。間髪入れずに連続で訪れるあたり、よほど親密なのだろうか。しかし、そうした事実があれども、プリクラのような決定的な一枚がない限り、AKBでは2人が恋人関係にあるという”証拠”として見なさないようである。
まだ芸能人としての自覚のない研究生ならともかく、デビュー時から汗水流してアイドル活動に精を出してきた正規メンバーたちに限って、さすがに「ずーっと一緒（ハートマーク）」などと書かれたツーショットプリクラなどは流出しないと思うが……。他の人気メンバーたちも重々気を付けてほしいものである。
地方も油断できない状況
