早くもテレビから韓流アイドルグループが消える!?  韓国国会が「性的すぎる」と実態調査

 学校や職場で話題沸騰、今年一気にお茶の間の人気者に躍り出たと言えば……? そう! セクシーでキュートなK-POPアイドルたちだ!

 ……というホメ言葉も皮肉にしか聞こえないほど、広告代理店によるゴリ押しのニオイが鼻につく韓流ムーブメント。実際はどれだけのファンがいるのか不明だが、業界の猛烈なプッシュによってテレビへの露出は多い。

 5人組のR&Bユニット「KARA」は、日本では今夏発売された「ミスター」のPVでセクシーな腰振りダンスを披露。「少女時代」は9人の大所帯で、全員が美脚を持つグループとして大々的に報道された。また、平均年齢が高めの「Brown Eyed Girls」は、腕を組んで腰を揺らす「小生意気ダンス」で大人の魅力を振りまいている。

 さて、そんな彼女たちの健康的なお色気が、韓国のメディアでは徐々に封印傾向にあるのは
以前お伝えしたとおり。

「胸の谷間を見せない」「ヘソ出しルックはしない」など、元々儒教的な意識の強い韓国ではあるものの、現代の自由な風潮とは逆行した考え方だ。これはあくまでも特定のテレビ番組に限った規制であり、日本での音楽活動では問題がないと思われたのだが……。規制の波は韓国の芸能界全体に波及するかもしれないのだ。

 昨月末、韓国与党議員の側近筋によって、韓国国会の文化委員会が韓国の大手芸能事務所の代表者を召喚し、調査に乗り出すという情報が伝えられた。ヘソ出し谷間出しなど露出の多い衣装の着用や、性的なものを連想させる踊りや歌詞の楽曲を強制していないかを調べるというが、前述の韓国アイドルグループがいずれも「セクシー路線」であることは明白だ。

 以前お伝えした規制は、韓国放送通信委員会による警告に関連したものだった。未成年者が性的なものをイメージさせる歌や踊りを見せるのは問題だ、という内容である。放送局は出演できるアイドルの年齢制限を12歳から15歳まで引き上げたのだが、これでは足りなかったということらしい。また、先月10日には同じく韓国放送通信委員会によって、KARAをはじめとする未成年アイドルの一部に労働基準法違反の疑いがあるとして、調査が進められていたことが明らかになっている。芸能界全体の不正に、韓国政府の堪忍袋の緒が切れたということだろう。

 メディアへの露出だけでなく、ダンスや楽曲、衣装などを総合的に規制されてしまえば、国外での活動にも影響が起こる。日本向けだから腰振りオーケー、というわけにはいかないはずだ。

 人気のアイドルグループには、10代前半の少女も多い。彼女たちがセクシーなダンスや衣装を強要されているのであれば、プロダクションによる児童虐待となりうる。また、韓国の芸能界では枕営業が横行しているといい、自殺や内部告発が後を絶たない。日本国内でも未成年者を「商品」にしたアイドル産業が盛んだが、その実態が健全といえるのかどうか。実態を調査する必要があるのかもしれない。

『ベストムックシリーズ84 K-POP Girls』

 
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