みかじめ料、枕営業、中絶強要……眞鍋かをり泥沼法廷劇の行方

manabemotsunabe.jpg※画像はイメージ『眞鍋かをりの大人のもつ鍋』三栄書房
グラドルを卒業し、マルチな活躍を見せていた眞鍋に何が……

 所属事務所「アヴィラ」との裁判が泥沼化している眞鍋かをり(29)。契約の無効を求めて訴えた眞鍋に対し、アヴィラは3億円の損害賠償請求で応戦。小倉智昭の仲介で紹介された芸能事務所「イーストプロダクション」が窓口となり、何とかタレント活動は続けられているものの、現在のレギュラーは『とくダネ!』の木曜日コメンテーターのみ。独立トラブルを抱える眞鍋を使おうというテレビ局はなく、騒動前からイメージキャラクターを務めてきた「プロアクティブ」の新商品のCMにも、アヴィラの後輩・小倉優子が出演しており、テレビ画面から遠ざかりつつある。

 一刻も早く契約無効を認めさせて完全復帰したい眞鍋は、裁判のために芸能界のタブーに触れてまでアヴィラの異常な企業体質を糾弾し始めており、それによって”芸能界の暗部”が次々と明るみになっている。

 眞鍋は裁判所に提出した準備書面の中で「マネジャーから、牧野昌哉氏(アヴィラの事実上のオーナー)と関係を持つことで番組に出演できたタレントがいると頻繁に聞かされた」と”社内枕営業”の実態を暴露。牧野氏が脱税事件の捜査段階で「脱税した金は、気に入った女性タレントや交際しているタレントに渡していた」と供述していたことを指摘し、同事務所が女性タレントを単なる商品として扱っていると糾弾した。さらに、眞鍋が事務所側から「もし妊娠した場合は中絶しろ」と指示されていたことも明かしている(事務所側は否定)。

 眞鍋は06年、写真誌「FLASH」(光文社)に高校時代の同級生とのツーショットプリクラをスッパ抜かれているが、この騒動についても衝撃的な主張をしている。金に困ったマネジャーが眞鍋の私物から写真を盗み、眞鍋に80万円で買い取るように要求したが拒否されたため、雑誌に持ち込んだというのだ。

 また眞鍋側は、牧野氏が脱税した金の使途について「芸能界の”裏の実力者”に領収書のない顧問料(ミカジメ料)を渡していた」と裁判で供述していたことを指摘。これが事実ならば、大手芸能事務所が中堅以下のプロダクションから金銭を受け取ってトラブルなどの面倒を見る、芸能界の「上納金システム」の存在を証明することになり、当然ながら領収書のない大金を受け取った方も、脱税に問われる可能性がある。

「中堅以下の事務所がスキャンダルの揉み消しなどのために、大手プロの力を借りるのはよくあること。独立したタレントを干すことができるのも、大手プロの力があってこその場合がある。トラブルに備えたり大手プロの庇護をうけるために、日常的に大手プロに金銭を渡しているところがあっても不思議ではないですね」(芸能プロ関係者)

 眞鍋側としては、牧野氏がいかにヒドイ人物であるかを知らしめたかったのだろうが、もし事実関係を証明するために裁判で実名が出されるようなことになれば、芸能界が引っくり返るような騒ぎに発展しかねない。
それにしても、上納金を受け取るような”芸能界の裏の実力者”とは、どんな人物なのだろうか。

「誰もが知る大手プロダクションの系列であるグラドル系事務所から独立して設立されたのが、アヴィラの前身であるアバンギャルド。一時、トラブルもあったが、アヴィラは現在も、その大手プロダクションと強い協力関係にある。マスコミにも強い影響力のある事務所ですから、領収書のない金を払うだけの価値はあるでしょう。その大手プロだけでなく、表向きは大手でなくとも、裏社会とのつながりが濃いためにスキャンダルの揉み消し等に強い”実力者”もいます」(前出)

 仮に契約無効が認められたとしても、裏の実力者を危険にさらすのは非常にリスキーな行為に思えるが、果たして、裁判で芸能界のタブーが白日の下に晒される日は来るのか。芸能プロ関係者や芸能マスコミの多くが、単なる独立騒動の枠を超えた眞鍋の裁判を注視している。

(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops

『眞鍋かをりのココだけの話…といろんなはなし』

 
法廷ではもっと「ココだけの話」をしているのでしょうね

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『めんくい!』

 
アイドルたちがエロマンガの世界のようなヒドイことをされていたかと思うと……

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