
5月に発売された「ポニーテールとシュシュ」(キングレコード)が50万枚を超える売り上げを記録し、名実ともに国民的アイドルとなったAKB48。このほど、彼女たちが8月18日に発売予定のニューシングル「ヘビーローテーション」(同)のCDジャケットが公開された。Type-Aは、本シングルの選抜メンバーを決める総選挙のBEST3に輝いた大島優子(21)、前田敦子(19)、篠田麻里子(24)の3人、そしてType-Bは見事1位を獲得した大島優子がソロでジャケットを飾っている。だが驚くべきことに、彼女たちの衣装はズバリ「下着」!!
画像を見てもらえれば分かるように、大島はそのボリューミーなバストが否が応にも強調されるコルセット風のブラジャーに網タイツ、前田はカラフルなブラジャー、そして篠田はスケスケの生地がなんともエロティックなキャミソールを身に纏っている。すでに3月発売の写真集『わがままガールフレンド』(マガジンハウス)で、下着姿を披露している彼女たちだが、よりいっそう扇情的な衣装に戸惑いを隠せないファンも少なくないだろう。
まだ公開されてはいないものの、新曲のPVでも下着姿で激しいダンスを踊っているであろうことが予想され、大島や小嶋陽菜(22)、柏木由紀(19)らのたわわな胸が揺れる様子もばっちり映されているかもしれない。
だが、未成年のメンバーが在籍するだけでなく、若年層のファンを多く抱えるAKB48にとって、こうした衣装での活動は本来敬遠されるべきものではないのだろうか。
「本作の写真及び映像を手掛けたのは、若い女性から絶大な支持を誇るクリエイター・蜷川実花氏のようです。篠田麻里子や蜷川氏のブログやツイッターでの『撮影中』という投稿や写メから、ファンが特定しています。蜷川氏のガーリーな世界観に溶け込めば、エロティックでありつつも女子中高生の『カワイイ!』という興味を刺激し、さらなるファン拡大を見込める。秋元康の周到な作戦には本当に驚きますよ」(業界関係者)
一昔前であれば、水着姿で扇情的なポージングを取るのはいわゆる「グラビアアイドル」のお仕事。グラビア専門のセクシーアイドルたちは、男性に媚びた視線を送っているとされ、女性側からは嫉妬と羨望の入り混じった眼差しで見られていた。ところが時代は移り、グラビア出身の南明奈やほしのあき、佐々木希らが、同世代の女性たちから「カワイイ!」と厚い支持を受けるようになった。同時に、「小悪魔ageha」(インフォレスト)に登場するような水商売の世界で生計を立てる若い女性たちが、同世代、あるいは小中学生からも「憧れ」の対象となっている。まさに、「カワイければ何でもアリ」なのである。
こうした時代の空気を読み取り、男にも女にも”刺さる”企画を用意するのが秋元康というプロデューサーの敏腕たるゆえんなのかもしれない。
一方、関西圏限定放送で7月13日にスタートした冠番組『AKBと××!(エーケービーとちょめちょめ)』(読売テレビ)では、タオル一枚でメンバーたちが温泉に入浴するなどド直球のエロ企画も立ち上げている。
深夜25時台の放送ながら、初の一時間番組という『AKBと××!』。初回の放送内容は「推し後輩探し(大島優子・篠田麻里子・板野友美の3人が、関西の街中でかわいい女の子をナンパ)」「熱海温泉ロケ」「関西ローカルCMジャック」の三本立て。中でも温泉でメンバーたちが湯に浸かり、トークをするシーンでは、額から噴き出し、首筋を伝う汗が実にエロティックで「いきなりエロいw」「なんぞこのエロ番組」と視聴者は大盛り上がりだった。つい先日、「NMB48」の立ち上げで関西進出を発表したばかりのAKB。さっそく裸満載の大サービスで、関西圏の視聴者をがっちり手中に収めることに成功したようだ。
温泉ロケのような直接的なエロで男性ファンをがっちりつかんでおきつつ、「着てみたい!」と同年代の女子に思わせる可愛らしい装飾の下着姿で歌い踊り、”憧れの対象”というアイドル的立ち位置をキープ。四方八方に向けて抜け目のないサービスを展開するAKB48に、もはや死角はないようだ。
(文=篠田ロック)
当たり前のように売れまくってますね
選抜総選挙1位のごほうび写真集。おっぱいに期待したい。
12月発売のシングルはじゃんけんで選抜メンを決めマス。