お笑いコンビ、クワバタオハラのツッコミ担当、小原正子（34）が26日に発売する著書『オハラ的恋愛道 セキララ』（主婦と生活社）の表紙でヌードを披露。撮影の模様などは9日の『魔女たちの22時』（日本テレビ系）でも放送された。
同著は”恋愛の達人”を自称する小原が、16歳から34歳まで交際した元カレ19人との恋愛遍歴を告白したエッセー。心を裸にして書くとの意気込みで、体も素っ裸に。足をクロスした体育座りでギリギリヌードを見せている。
女芸人としてはハデでモテキャラだった小原だが、その実態はダメんず好きだったようで、彼女の人生にはダメ恋愛のエピソードが満載。自身最短である1カ月半の付き合いで終わった恋愛のお相手はアパレル業界の男性だったそうだが、2回目のデートでお泊まりをしたものの、男性宅に向かう前に「歯ブラシを買ってあげるね」と男性が手にしたのは旅行用の歯磨きセット。「歯ブラシは持って帰って」という相手の意図を理解したという悲しい思い出が綴られている。しかも男性宅には、別の人物が使ったとみられる歯ブラシが15本ほどあったそうだ。さらに悲惨なことに、浮気のシッポをつかもうと携帯電話の着信履歴を盗み見すると、自分の名前が恋人の上司「高山部長」の名で登録されていたというエピソードも……。
一方、相方のくわばたりえ（33）はメガネブスキャラだったが、テレビ番組の企画でダイエットに成功、昨年6月に結婚して見事幸せをつかんだ。小原は当時の恋人と破局。以降くわばたと小原の立場が完全に逆転したカタチとなっている。
再逆転のため、小原は事務所に直談判して、ヌードを決意。9日の番組出演となった。「週4本のレギュラー番組を持つ人気芸能人なのに19人と次々破局。34歳になった今、イチから出直す魔女」として紹介された小原。大学生の彼氏に浮気され、忙しくて浮気できない人、として若い番組ADと付き合ったり、忙しすぎる彼と別れてからは60歳と付き合ってフラれたり、と一般人19人に振られまくった小原。そのエピソードが再現映像として紹介された。
そして、いよいよ本人登場。「え～！」の大合唱の中、登場した小原。撮影の模様が流されると、出演者の久本や会場からは「キレイ～」という声。小原も自分で「ホントキレイ！」と自画自賛。しかし撮影中に涙を見せる場面などもあり、複雑な女ゴコロも感じさせた。
この件に関し10日に自身のブログ「女前。」で報告。 テレビの影響は大きいようで、この10日付けの日記では100件近いコメントが、出演当日の9日付けのコメント欄にはなんと150件以上のコメントが書き込まれた。「魔女たちの22時 拝見しました。撮影の時 流された涙 女芸人としてでなく一人の女性としての涙 感動的でしたね」「昨日テレビ拝見しました めっちゃキレイでした(*^_^*)本も発売されたら読みます♪」といった独身女性からと思われる好意的なコメントが多く、本の出版を楽しみにしている人も多いようだ。
だがしかし、男にとってはどうなのか。あの番組を見て、これまで19人の男性と交際し、失敗してきたと赤裸々に明かす小原のヌードに、興奮した男性はいるのだろうか？「恋愛上手」というよりもむしろ「恋愛下手」ゆえに数々の痛手を負ってきた小原。男性的には、自己満足のヌード＆エッセイを見せられるよりも、『いきなり！ 黄金伝説』（テレビ朝日系）などで見せる”ネェさん”っぷりと大食いをウリにし続けた方が、よっぽど好印象なのではないだろうか。
（文＝高田コウイチロー）
ところでその「19人」はみんな「付き合った」って言える間柄なの？
