
タレントの眞鍋かをり(28)が、脱税事件で社長が逮捕された元所属事務所「アバンギャルド」や現事務所「アヴィラ」に、契約解除を求める訴訟を起こしている。眞鍋は訴状で「脱税事件の関係先として自宅を家宅捜索され、屈辱的な思いをした。事件のせいで自分の名前も報道され、名誉を傷つけられた」と主張し、警察から事情聴取を受けたことも明かした。
彼女の主張が正当なものであるかは裁判が明らかにしてくれるだろうが、事務所とトラブルを起こしたタレントは、干されて芸能界から消えていくことも多く、先行きは非常に不安定だ。こうしたトラブルに巻き込まれた女性タレントは、金銭的な不安解消と心機一転のために、ヌード写真集出版を決意することが少なくない。眞鍋についても、今がチャンスとばかりに複数の出版関係者が、彼女を脱がそうと画策しているという。
人気タレントのヘアヌード写真集ならば、中堅クラスでも数千万円、タレントのランクによっては億単位のギャラが動く。横浜国立大卒の高学歴で、ルックスもスタイルも抜群という才色兼備の真鍋が脱ぐとしたら、どれほどの金が動くのだろうか?
数々のヘアヌード写真集をプロデュースしてきた「毛の商人」ことモッツ出版社長・高須基仁氏に話を聞いた。
──事務所移籍問題でモメている眞鍋かをりさんですが、もし彼女を脱がせるとしたら、いくら積みますか?
高須 ……実は僕は、彼女が脱いでも意外と売れないだろうな、と思うんですよね。ヘアヌード写真集を出したとしても、売れて2~3万部じゃないかな。彼女は今、私がもっとも食指の動かない女の一人です。はっきり言って、お値段がつかない。
──えっ、でも、一時はトップグラビアアイドルとして活躍されていた人ですよ。
高須 デビューの頃、水着を着て、高学歴アイドルとしてバンバン売っていたのは良かった。だけど、最近の彼女はダメだね。『とくダネ』(フジテレビ系)でコメンテーターを始めた頃から、タカビーにアゴを上げた喋り方になって、まさしく「したり顔」をするようになった。才色兼備をウリにしても鼻につかなければいいが、彼女の場合は、それが鼻につくようになってしまっている。『とくダネ』での喋り方、表情、いずれも色っぽいものではないし、識者ぶる態度は勘違いもはなはだしい。今の彼女に、どれくらいの男性ファンがついているか疑問ですね。
──なるほど。今の雰囲気を消してバラドルに戻れば、まだ写真集が売れる可能性はありますか?
高須 バラエティーでバカキャラをやれというわけではないが、まあ今よりはいいでしょう。
──事務所移籍問題についてはどう思われますか?
高須 社長が脱税で逮捕だとか、薄給だとか、そういう問題があっても、デビューからずっと育ててもらった恩のある事務所を訴えるというのは、ちょっと薄情じゃないかと。別のところへ移籍しても、また同じことをやるんじゃないかと思ってしまいますね。
──ありがとうございました。
高学歴タレントとして幅広いジャンルで活躍してきた眞鍋だが、高須氏からは「値段がつかない」という厳しい評価が下ってしまった。高須氏の指摘どおり男受けの悪そうなキャラになりつつある上に、麒麟・川島明との交際を公言していることもあり、確かにアイドル時代と比べると男性ファンは激減していそうだ。彼女が移籍トラブルを乗り越えて復活するためには、知性よりも色気に磨きをかけることが近道なのかもしれない?
(文=ローリングクレイドル/Yellow Tear Drops)
こんな頃もありました