
先日、安めぐみの最新写真集『ミラージュ』(ワニブックス)が発売され、東京都内の書店でイベントを行った。レトロな雰囲気の残る下町や湯河原の海辺などで撮影をした本作は、どこか懐かしい趣があり、安も昭和の人妻のような色香を漂わせている。セクシーな下着姿なども披露しており「洋より和の方が照れます。畳の上とかで撮影していると、恥ずかしい。温泉宿の密室で撮影していると、旅行に来ている気分でドギマギしました」とコメントした安だが、下着や水着姿にならずとも、洋服を着て佇んでいる、それだけの写真でも十分にエロい。
「今年で29歳になる安ですが、年齢を重ねるごとに色っぽい体つきになっている。20代前半の頃はまだクビレもありましたし、引き締まった体でしたが、彼女はもともとお酒が大好きなので、ここ数年で酒太りしてしまったそうです。ただ、お腹だけが異常にたるむ中年体型ではなく、全身にムッチリした柔らかそうな脂肪がついている。最近の若い女優やタレントは、鶏ガラのようにガリガリだったり、豊胸により不自然なアニメ体型になっていたりする方が多いですから、安のように”手の届きそう”な体型は逆に貴重ですよ」(芸能記者)
新人の頃は、『トゥナイト2』(テレビ朝日系)などお色気系の番組にも果敢に出演していた安めぐみ。その頃に鍛えられたのか、下ネタもイケるようで、バラエティー番組で「気に入った男性を見ると、妄想のなかで全裸にしちゃうクセがある」「一日の大半はエッチな妄想をしている」などと発言したこともある。おまけに、「自称・ドM」の「自称・匂いフェチ」であることまで公言しているのだから、「何でも好きなように想像して♪」といわんばかりのサービス精神である。2005年に『めちゃ2イケてるッ!』(フジテレビ系)に出演した際は、番組レギュラーの光浦靖子とプロレスリング上で対戦し、なんと「まんぐり返し」の痴態を取らされてしまうという珍事も。「癒し系」で売るタレントに、このポーズをさせて良かったのか。安めぐみの並みはずれたサービス精神に感服である。
極めつきは、先日『ごきげんよう』(フジテレビ系)に出演した時のエピソード。オープニングトークのコーナーで「私のヤセ我慢」というテーマについて話し始めた安は、「私のヤセ我慢は、死ぬほど苦しい、だけど、小さいのを着ること」。彼女は、世の男性の多くが「良し」とするムチムチ体型を実は気にしており、それは撮影時にスタイリストが用意してくれた衣装が入らないことがあるからだという。背中のファスナーがなかなか締まらずに困ることもしばしばで、
「すごくお腹を引っ込めて、やっと締まったときに衣装さんが『無理しないでもう一個の方、出しましょうか?』って言ってくれるんですけど、ものすごい無理して、ずっとへこまして撮影したりするんです。なんか見栄を張っちゃうんですね」
と話した。我慢しきれる時はいいが、ある時、ポージングを変えるためにしゃがんだ瞬間、背中の布がバリバリと裂けてしまったというオチだった。正しいスリーサイズをスタイリストに伝えておけば良いだけのことだが、あえて1サイズ小さい衣装を用意させ、ムチムチのボディに食い込ませて着るというのも、ドMゆえの快感なのだろうか……。
(文=鬼龍院生姜)
森口瑶子に似てきたと思われ