出会える系サイト遊びの際、ほぼ毎回デートの終わりに再会を約束している筆者トコショー。しかし、そのほとんどはただの社交辞令で終わってしまう。
実際のところ、2回目のデートが実現するのは2割にも満たないだろう。さらに、こちらが土下座してまで再会したいと思った女性とデートできるのは稀で、どうでもいいようなキープ候補の女性からのお誘いばかりなのである。
まっ、それでも全然構わないのも事実だ。こんな筆者とまた会いたいと言ってくれるだけで、エクスタシーを感じてしまうからだ。
さて今回は、土下座してでも再会したいと思っていた女性との2回目のデートのお話である。
先々週の金曜日のこと。出会える系サイトでアポに成功した筆者は、いつものように鼻の下を伸ばしながら待ち合わせ場所に向かっていた。その時、携帯にメールが届いたのだ。
———————–
お久しぶりです、ショーイチさん。クミです。
急なんですけど、明日って時間ありますか?
もし可能ならお会いしたいです。
———————–
このメールの差出人は、昨年の7月に【ワクワクメール】で遭遇した人妻・クミさんだ。彼女との初回のデートの模様は当コラムでも紹介したのだが、彼女は土下座してでも再会したいお相手のひとりである。
これ以前にも数回ほどクミちゃんからお誘いのメールがあったのだが、いつも前日のお誘いという急なもので、なかなか都合がつけられず2回目のデートが実現しなかったのだ。
そして、このメールの時もまた前日になっての急なお誘いだった。その日は、あいにく馴染みのセフレたちとのダブルヘッダーが確定していたので、時間を作れそうにない。そこで、泣く泣くクミちゃんに断りのメールを入れるしかなかったのである。
だが、筆者が断りメールを送信して数分もしないうちに、再度クミちゃんからメールが届いたのだ!
———————–
いつも急なお誘いでゴメンなさい。
では来週の土曜ならいかがですか?
…ショーイチさんとまたエッチしたいです。
———————–
なんて正直なコなのだろう!! こうまで言われたら、
万難を排してでも行かねばなるまい!
即効でOKの返事を出し、約束通り翌週の土曜日に待ち合わせすることになった。
当日、気合いを入れ過ぎた筆者は、20分も早く約束の場所に到着してしまった。脳内でクミちゃんの綺麗な裸体や可愛らしい笑顔を思い出しながら待っていると、ほぼ時間通りにクミちゃんらしき女性を視界に捉えた。
はぁぁぁぁぁ、相変わらずイイ女だなぁぁぁぁぁ
美しいショートカットの髪型。ジーンズがよく似合うスレンダー体型。そして、見る者を虜にするような大きな瞳…。
筆者の思い出補正のクミちゃんより、現実のクミちゃんのほうが遥かに素晴らしかったのだ!!
※本サイト「メンズサイゾー」(https://www.menscyzo.com/)に掲載されているイラスト・写真・文章の無断転載を固く禁じます。