実の母親だけでは飽き足らず、実の娘、さらには後妻も…3世代と肉体関係を持つ中年男の異常性欲『変態(すきもの)一家 父/母/娘/祖母』

 
 とある農村に住む、近親相姦の快楽に取り憑かれた一家の背徳的な日々を描いたヘンリー塚本原作の『変態(すきもの)一家 父/母/娘/祖母』(FAプロ)は、昭和のうらぶれたエロスを堪能できる濃密なポルノ作品だ。実の母親だけでは飽き足らず、実の娘とも肉体関係を持ち、さらには後妻を迎えて日々やりまくる中年男の異常性欲ぶりが全編にわたって生々しく迫ってくる。

 若い男と駆け落ちした女房に復讐心を燃やす男。たぎる気持ちと肥大した性欲をぶつけるのは家族だった。後妻をもらうようにと勧める母親(汝鳥すみか)とは、昔から肉体関係を持っている。家に帰るなり男が肉棒を差し出すと、母親は何も言わずに口内に含んで、手を使わずに献身的なフェラを施す。昂った男がクンニを仕掛けると、すぐに艶めかしく吐息を乱して感応。その肉体は年相応に年輪を刻んではいるが、日頃から息子に抱かれているせいか肌は美しい。正常位でぶちこまれると、乳首を屹立させて身悶え、力強いピストン運動に歓喜の声を漏らす。

 

 
 そんなふたりの様子を、破れた障子の穴から覗いているのは男の娘(相澤ゆりな)。祖母と父の交接を見て興奮したのか、息をひそめて股間を抑える。

 その夜、娘がドラム缶風呂に入っていると、当然のように男が入ってくる。男は母親との情事を覗いていたことに気付いていて、娘をなじりながらも肉棒を洗わせて、そのままフェラを命じる。素直に応じる娘の舌遣いは、あどけない表情とは裏腹に磨き抜かれている。辛抱溜まらず男は娘を立たせたままクンニを繰り出し、そのまま立ちバックでインサート。若さ漲る娘の肉体ははちきれんばかりで、ハリのある美巨乳を振り乱しながら、父の腰遣いに酔いしれる。真夜中になると、父はまたもや娘の部屋に忍び入り、セックスを促す。娘は祖母にばれないようにとアエギ声を我慢しながらも、快楽に打ち震えるのだった。

 

 
 ふたりが最初に肉体関係を結んだのは、娘が15歳の時。それ以来、家族の目を盗んで父は娘の体を求め続けているのだった。そんな爛れた日々を憂い、早く家を出たいと願いながらも、なぜか娘は状況を変えることができない。

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