【ネットナンパ】容姿に難アリの全自動オナホール(!?)相手に2回戦!!

tokosyo_160414.jpgIlustrate by ながおか

 なんとも世知辛い世の中である。過去に不倫した女性タレントがCMに出演すると、それに怒りを感じた人がこぞって広告主にクレームを入れ、そのCMを放送中止に追い込むだなんて。まぁ、そんな声に負けてしまう広告主も弱気すぎると思うが…。

 そうしたクレームを入れる人たちのなかには、既婚女性も多いようだ。なぜ彼女たちは常にイライラしながら攻撃対象を探しているのだろう。どうせ同じ人生、ニコニコしながら過ごしたほうがよっぽど健康的で有意義だ。

 もしかしたら、イライラの一因として、性生活が上手くいっていないことがあったりするのかもしれない。だとすれば、世知辛い世の中を作ってしまったのは、奥さんを満足させてあげられない既婚男性のせいだとも…。

 より暮らしやすい日本の社会を構築していくためにも、筆者は今以上にがんばらなければいけない。セックスレスで悶々としている人妻を救うことが、社会貢献につながっているハズだから。

 
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お誘い待ってます(ハート) 
 
今日はなんだかムラムラしちゃってます。
だから、今日の仕事帰りに新宿でお会いできる人を探してます。 
 
上手じゃないけど、エッチは大好きなので楽しんでもらえると思います。 
 
でも、ちょっと人見知りするので相性のいい優しい人だったらうれしいです。 
 
3月2*日10時55分
受付メール数:1/5 
 
♀アイリ
29歳
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 ある平日の午前中。旦那を送り出し、家事がひと段落した人妻たちがもっとも出会える系サイトにアクセスしている時間帯のことである。

 筆者トコショーは社会貢献も兼ね、可愛そうな境遇の人妻さんを救ってあげようと愛用の出会える系サイト【イククル】の「ヒミツ掲示板」を覗いていた。

 そこで発見したのが、この書き込みだった。当初の目的と違い人妻さんではなかったが、この書き込み内の「エッチは大好きなので楽しんでもらえると思います」という言葉にソソられてしまった筆者。早速アプローチを開始することにした。

 
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こんにちは、アイリさん。 
 
都内の会社員ショーイチ・38歳です。 
 
偶然サイトでアイリさんの書き込みを発見しちゃいました! 
 
私もちょうどムラムラしていて、今日はまっすぐ帰る気分じゃなかったんです。 
 
優しいくらいしかとりえのない私ですが、アイリさんに楽しんでもらえるようがんばりたいです!! 
 
夕方18時以降ならずっとヒマしてますので、検討してもらえたら滅茶苦茶うれしいです!!
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 こんなファーストメールでアタックしたところ、ほんの5分ほどで返信が届いたのである。そこから数通ほどメールの交換を行い、その日の夕方に待ち合わせすることになったのだった。

 待ち合わせ場所は、西武新宿駅南口の宝くじ売り場の前。約束の時間10分前に到着した筆者がノンビリ待っていると、数分もしないうちにアイリちゃんがやってきた。
 
 
 
チッ!
 
 
 
 今回もイマイチ子さんだ。中肉中背の体型で、顔は女子プロレスラーのジャガー横田をほんの少しだけ美人にした感じ。髪の毛は染めてからかなり経っている茶髪で、頭頂部のほうが黒くなりかけている。なんとも貧乏臭い印象を受けてしまう。さらに、遠めからは気づかなかったのだが、彼女の頬はお笑いコンビ・ブラックマヨネーズの吉田を彷彿とさせるブツブツ状態だった。
 
 
 
ま、いっか。
 
 
 
 行きずりのエッチの相手に、一定程度の容姿を求めるほど筆者のケツは青くない。自分で言うのもなんだが、どんな容姿の女性であれ等しく愛せるのが筆者唯一の長所なのだから。

 そんなワケで、心の中で舌打ちしたもののスグに気を取り直した筆者トコショー。ニッと口角を軽く上げてから話しかけることにした。

「こんばんは、アイリちゃんかな?」 
 
「あ、はい。ショーイチさん?」 
 
「うん。今日【イククル】で約束したショーイチだよ。今日はよろしくね」 
 
「は、はい。こちらこそ、よろしくお願いします」 
 
「じゃ、早速だけど行こうか?」 
 
「あ、あのぉ」 
 
「ん? どうかした?」 
 
「私みたいなので平気ですか?」


 いきなりそんな風に言ってくるということは、過去に顔パスされた経験が少なからずあるのだろう。たしかに世間一般の目から見たらハズレの部類に入ることは間違いナシのアイリちゃんだが…。

「なに言ってんの? もちろん大丈夫に決まってるよ」 
 
「え? ほ、ホントですか?」


 途端に明るい表情を浮かべるアイリちゃん。なんてわかりやすいのだろう。こういう風に感情を素直に表情に出せる女性というのは可愛いものである。

 嬉しそうな顔をするアイリちゃんにつられるようにして、筆者の頬も緩んでしまう。やはり愛嬌の力は偉大だ。単細胞な筆者ゆえ、途端にご機嫌になってしまったのだった。

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