リアリティが裏目に…人気風俗嬢がコスプレ店を辞めたワケ

ThinkstockPhotos-494465826.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 先日、知り合いの風俗嬢・ミオちゃんから相談を持ちかけられた。在籍していた店を辞めたので、どこか良い店を紹介して欲しいとのことだった。

 風俗ライターをしていると、このようなことはよくある。筆者のスタンスとしては、紹介することは構わないが、お店に迷惑をかけるわけにはいかないので、まずは辞めた理由を聞くことにしている。

 大抵の場合、女のコたちが気にしているのは報酬のことだ。しかし、現在の風俗業界では(特にデリバリーヘルスは)、どこも似たりよったりの料金形態で、基本的には変わらないと思う。その旨を伝えても、隣の庭の芝生は青く見えるようで、「他の店を紹介して!」となる。

 しかしミオちゃんの場合、指名数もトップクラスで報酬もそれなりに高いハズだ。

 では、女のコ同士の人間関係なのだろうか。しかし、この手の問題はどこの店でもあるワケで、移ったからといって簡単に解消されるものではない。そのため、こういった問題を抱えている女のコには、「もう少し様子を見てみれば?」とアドバイスを送るようにしている。

 ところが、ミオちゃんはいずれのケースでもなかった。詳しく聞いてみると、「お店のスタッフも女のコもイイ人ばかり。だけど、ジャンルが…困るんです」とのこと。

 現在は退店しているので詳細は伏せるが、彼女が在籍していたのは、都内を拠点とする学園系コスプレ店だった。しかも、そこで使用する制服は“ホンモノ”で、ミオちゃん自身も「アタシ、私服の学校だったから、いろんな制服を着ることができて楽しかった!」という。

 この店の豊富な制服コレクションは、スタッフがかつてのブルセラショップや某オークションサイトで競り落とした努力の結晶だ。店長いわく、「店を立ち上げたときの予算の8割は制服代だった」とのこと。その甲斐もあって、リアルなプレイが楽しめるとお客さんからの評判も上々だった。

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