芸能記者から見た2014年グラドルシーン! 他業種からの刺客に“グラドル自画撮り部”ブーム

1227guradoruzadan_fla.jpg※画像:左上から時計回りに『青山ひかる アイを感じる?BD版』シャイニングスターエンターテイメント、『ラブ・パラドックス』ラインコミュニケーションズ、『みすど misdol 魅せたがりな彼女』M.B.Dメディアブランド、『AZU Style』ラインコミュニケーションズ

 ベテランから駆け出しまで3人の芸能記者が今年も集合。2014年のグラドルシーンを酒の肴に、最新のグラドル事情をあけっぴろげに話してくれました。現役記者、編集者たちはグラビアアイドルたちをどう見るのか!!

【座談会出席者】
芸能記者A:スポーツ誌勤務ののち、フリーの記者に転向。記者歴10年以上のベテランで、お尻フェチ。
芸能ライターB:フリーのライター。複数の出版社でグラビアページを担当。業界歴8年で、お菓子系アイドルを追い続けている。
アイドル誌編集者C:大手芸能誌の記者兼カメラマン。業界外からの転向組でまだまだ新人。華奢な女の子のくびれラインが大好き。

■今年のグラドルシーンを総括

芸能記者A(以下、A):今年も終わりが近づいてきたね。今回は2014年の芸能、とくにグラドルたちを中心に振り返るわけだけど、やっぱり今年は、倉持由香を筆頭とした鈴木咲高崎聖子、塚本舞、吉田早希らが中心となった「#グラドル自画撮り部」の活躍が目覚ましかったと思うよ。 
 

1227guradol_kuramo.jpg※画像:『みすど misdol 魅せたがりな彼女』M.B.Dメディアブランド

芸能ライターB(以下、B):確かに終わりつつあった“グラビア”を復権させるきっかけになったと思います。Twitterでハッシュタグを付けて画像をアップするだけという気軽さもあり、賛同者たちが簡単に参入できたのも大きかったですね。

アイドル誌編集者C(以下、C):そうそう。ですが、すでに「#グラドル自画撮り部」のタグを付けて、画像を上げなくなっているグラドルもいるようで、ちょっと残念っす。

A:まぁね。倉持が一番続けてる。自分の企画だから愛着があるのはもちろんだけど、継続しないと意味がないっていうのを理解しているんだろうね。

B:せっかく盛り上がったんだから、続けてもらいたいですよ。グラドルを起用するほうからしても、参考になるし、ポニーキャニオンの『グラドル映画宣伝部』や「週刊プレイボーイ」(集英社)とのコラボ企画も生まれたのに、もったいない。

C:セルフプロモーションは本当に大切ですよ。昔は、グラドルといえば、“ミス●●”なーんて、肩書を手に入れてテレビに出るのがブレイクする道でしたけど、今はそれらのミスコンにはあまり意味がない気がします。

B:確かに乱立しちゃったからなのか、価値が下がったのは否めないよね。実際、今年、誰がなにを取ったのかパッと出てこない…。インターネットで、読者やファンと距離が近くなってきた時代だし、プロモーションの仕方も今までとは変更しないとダメなんだろうね。

C:売れるのが難しい時代になったのは間違いないですね。でも、『#グラドル自画撮り部』は、この時代でブレイクするためのひとつの答えのような気がしますよ。

B:でも、ブレイクした倉持の来年以降の活動は、グラビアからは遠ざかり、次のステージに移ることになるかもしれない。グラドルの旬って年々、短くなってきているからさ。

C:WEBという新しい場を得たための露出過多なのか、志望者が多すぎるためなのかわからないですけど、確かに活躍できる時間は昔に比べて短い印象ですね。例外なのは、杉原杏璃、森下悠里、原幹恵、手島優のベテラン勢くらいですかね。

B:杉原たちはグラビアアイドルっていうよりも、すでにタレントの活動が目立つ。振り返ると、人気を維持することの大変さが改めてを痛感するよ。

A:でも倉持は最近、グラビアをメインとしつつもイベントも行ない、ファンとの交流が盛ん。メディアに出て、大衆に対する認知度を上げつつ、ファンひとりひとりと向き合える場も用意するっていうのは重要だね。まぁ、AKB48じゃないけど、“会いに行けるグラドル”みたいなポジションを作りつつあるんじゃない。トークも悪くないし、本当に頑張ってもらいたいよ。

C:倉持への入れ込みようがスゴイですね。

A:あのお尻には入れ込むだけの価値はある!

B:単なるエコひいきじゃないっすか(笑)。

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