AV業界のお姉さんブーム、キーワードのひとつは「優しい淫乱」

　「某有名ファッション雑誌の専属モデル最終選考まで残った」というキャッチコピーで、2012年12月にSOD専属女優として『本田莉子　AV DEBUT』でデビューした短髪モデル系美人の本田莉子。身長155cmでありながらオッパイは88cmのFカップで、さらにウエスト55cmというまさに日本人離れしたボディの持ち主。ちなみに、彼女は仲里紗羽の名義でS1専属女優として活躍し、『新人NO.1STYLE　ジャパニーズセックスシンボル』という作品をリリースしている。このころは、フェミニンなロングヘアーで欧米的グラマラスボディを持つ女優として注目を浴びていた。

　その後彼女は、2013年5月リリースの『本田莉子SOD卒業記念！　マジックミラー号がイク!!　童貞クンいらっしゃい　中出し＆筆下ろしファン感謝祭』でSODを卒業し、ムーディーズに移籍。2014年3月リリースのアタッカーズ作品『あなた、許して…。 本田莉子』以降は企画単体女優としてさまざまなメーカーに出演している。

　本田莉子がブレイクしたのは、メーカー専属単体女優時代ではなく、キカタン女優として各種メーカーに出演するようになってから。つまり彼女は、“専属”という制約を取り払われたことによって真の力を発揮したのだ。普段は知的な印象もあり優しげで、SEXになれば肉食系淫乱娘に変貌するキャラを前面に出せるようになった途端、本領を発揮したと言って間違いない。演技力にも定評のある本田莉子は、ドラマ物から生撮り物までさまざまな作品に登場し、一気に人気女優へと駆け上がった。