「旧スク」って知ってる? 旧スクール水着の魅力について考える

0702sukumizu_main.jpg※イメージ画像:『むちり』扶桑社

 いよいよ7月! 来たるべき梅雨明けシーズンにあわせて、水着女性とのセックスをお楽しみいただくべく、「セパレート(ビキニ)VSワンピース エロ水着はどっち?」という記事をご提供できればと、一般男性を対象に「セパレート(ビキニ)水着とワンピース水着、どちらが好みか?」というリサーチを行なっていたところ、2択だというのに何故か「旧スク」という回答が、ごく少数ではあるが返ってきた。恥ずかしながら、「旧スク」という言葉を初めて知った筆者。そこで今回は主旨を変更し、「旧スク」とやらの魅力について考えたいと思う。

 改めて、一般男女を対象に「旧スク」とやらの存在を知っていたか尋ねたところ、Yesと答えたのは約半数。少しホッとした。「旧スク」という言葉を知らない人もまだまだ存在するようだ。

 「旧スク」とは、旧スクール水着の略。前身頃(まえみごろ)の股間部の布が分割されており、下腹部の裏側で重ねられて筒状に縫い合わせてあるタイプの水着である。正面から見るとスカートのように見える水着、と言ったほうが分かりやすいかもしれない。

 そういえば筆者が小学生の頃、「旧スク」を着ていた女子児童が、クラスの半分くらい存在していた気がする。筆者の水着は旧スクではなかったため、子供心に、スカートのように見える旧スクが羨ましく感じたこともあった。しかしこれはあくまでも小学校低学年の頃の話。高学年~中学へと上がるにつれ、旧スクの女子児童はほとんど見かけなくなった。

 現代ではすっかり廃れた感のある旧スクの魅力とはいったい何なのだろうか? 
■チラリズム
 旧スクは、股間の部分にアクセントがあるため、否応なしに目が行く。まるで、「股間を見てください」と主張しているかのようだ。それでいてスカート風になっているため、「股間を見てください、でも見せません」と、焦らされているかのような感覚になるのがたまらないと旧スク愛好家たちは口を揃える。確かに、モリマン形状を確認するなら、競泳用水着に近い新型スク水のほうが適している。そう、旧スクはあからさまなエロではないのだ。

■裁縫線萌え
 旧スクは、縦に二本の裁縫線が通っているのも特徴的。縫製上の都合でそういったデザインになってしまっているのだろうが、あの二本線に萌えるファンも存在する。「なぞってください」と言わんばかりの縫製ラインが男心をくすぐるのだ。

■ロリ度の高さ
 新型スク水は、競泳用など成人女性が着用する一般水着とほぼ変わらぬ形状のため、ロリ度に欠ける。対して旧スクは、スカートっぽく見えるといっても、成人女性が着用するスカート付き水着とは全く異なる。ゆえに、一切オトナを感じさせず、ロリ趣向に没頭できるのだ。

 旧スク愛好家たちは、「旧スクこそスク水(スクール水着)の王道であり、それ以外はスク水とは呼べない!」と主張する。そういった熱い声に応えるべく、廃れたと思いきや一部の通販サイトではまだまだ取り扱いがあるようだ。スタンダードなスク水も良いが、今年の夏はあえて旧スクを取り入れたエロ活動にトライするのも一興である。
(文=菊池美佳子)

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