DVD収録のおむつシーンが話題のグラビアアイドル・丸果尻ゆうこ! 衆人環視の中で緊縛され恍惚の表情…

 ここ最近緊縛がブームだと言われて久しい。事実、各種の緊縛イベントなどでは「縛られたい」と希望する素人女性も少なくないと聞く。しかし、それは一部のディープでマニアックな世界だけでのこと。例えば、SM関係のショーやイベント、デパートメントHといったイベントかハプニングバーの中での話だと思っていた。

 ところが……である。アート系のイベントである『東京デザインフェスタ』で『素人緊縛体験』なるものが開催され、盛況だという。噂では、素人の女子高生やグラビアアイドルまでもが、自ら進んでステージに上がり、公衆の面前で縛られているというのだ。早速、5月18日の日曜日、『デザインフェスタ vol.39』が開かれている東京ビッグサイトに駆けつけてみた。

 同イベントは1994年から開催されており、オリジナル先品・表現であればどんな人でも出展可能だというアート系のイベントだ。アート系、ということでカラフルに髪を染めたようなぶっ飛んだ人ばかり集まっているのかと思ったが、会場はいたって普通の観客であふれていて、子供連れの姿もちらほら。黒髪の大人しそうな女子率も高い。出展ブースも、現代アートのようなものもあれば、手作りのぬいぐるみや手芸作品などを展示しているものも多いようだ。

 あちこちの展示品を興味深く眺めながら、『素人緊縛体験』が行われているという『東京棲んでるガールズ』のブースを目指した。広い会場の隅、『暗いエリア Dimmed-Lighted Area』と題された一角に、ひときわギャラリーを集めているブースがあった。見ると、観客の中心に黒い服を着た女性が縄を持って立ち、口上が述べられている。どうやらここのようである。

 女王様(?)の招きに応じて登場した女性を見て驚いた。圧倒的に可愛いのだ。それもそのはず、彼女の名前は『丸果尻ゆうこ』ちゃん。「週刊プレイボーイ」(集英社)や「週刊SPA!」(扶桑社)の『みうらじゅん×リリー・フランキーのグラビアン魂』にも登場した現役のグラビアアイドルなのだ。夏用のセーラー服にポニーテール姿で登場した彼女は、童顔も相まってまるで現役女子高生のよう。こんな彼女を縛るというのか? 
 

0520maruka_main01.jpgこんなに可愛いコがなぜ…。丸果尻(まるかじり)ゆうこはどこへ向かうのか
0520maruka_jake.jpgちなみに、こちらのDVD『丸果尻ゆうこ/まるまる成育日誌』の中での“おむつシーン”が話題になったのだとか


 口上が終わると、黒服の女性が真っ赤な縄でいきなりゆうこ嬢を縛り始めた。制服越しにおっぱいの膨らみが強調され、美しい顔が切なげに紅潮する。ギャラリーの間に、静かな歎声がさざ波のように広がった。

 すかさず彼女の羞恥を煽るような言葉が、壇上から放たれる。それに呼応して観客からも……。

 恥ずかしい言葉責めの中で太股に縄が掛けられ、たちまち水色のパンティがあらわになってしまった。 
 

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 思わず周囲を見渡してしまう。平和な雰囲気の会場の一角で、これほどエロティックなショーが行われているなんて……。

 縛りあげられて、上気した表情のゆうこ嬢の前に、真っ赤なトマトが差し出された。彼女がかぶりつくと熟したトマトが爆ぜ、口元を真っ赤に染めていく。青臭い滴りは制服の胸を濡らし、真っ白な太股を穢す。恍惚とした表情の彼女の瞳からは、一筋の涙が……。 
 

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 匂い立つようなエロスが濃密に漂う。これがアートだというのか。

 緊縛が終わり、バックステージに下がった丸果尻ゆうこ嬢に早速話を聞いてみた。

「縛られるのは、ほとんど初めてだったんですけど……私はやっぱりMなので、感情が高ぶって思わず涙が出てきちゃったんです」

 可愛らしい声で、それでも興奮の余韻を引きずっているような口調で彼女は話してくれた。

「全身がビリビリして……震えが来て……縛られるのだけで、こんなに感じちゃうなんて……。特に太股を縛られた時に、ゾクゾクするような気持ち良さを感じちゃったんです」

 涙と恍惚とした表情の理由が分かった。彼女はやっぱり、緊縛によってエクスタシーを感じていたのだ。 
 

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 ブースから再び歓声があがった。
 
 表に回ってみると、二十代前半の女性が縛られていた。けっこう可愛い。まるっきりの素人で、今日ここに来て初めて縛りに興味を持って緊縛体験に申し込んだのだという。

 『素人緊縛体験』は前日から数十人の申し込みが殺到し、一部の人には断らざるを得ないような状況だったそうだ。十六歳の女の子なども縛れてたのだという。

 ちなみに、今回のパフォーマンスを行った『東京棲んでるガールズ』というのは、「HENTAIポップ」を提唱する「東京に棲んでる地方出身の女の子たちのユニット」。リーダーは、本日の緊縛師を務めたハララビハビコさんで、歌舞伎町で働いている現役の女王様でもある。

 十代の頃から風俗に足を踏み入れた彼女は、変態プレイに精通する中で、「変態」という社会的に間違っていると思われる行為が結果的に人間を救う、という場面に立ち会って来たそうだ。その中で「変態」の素晴らしさに気付き、二人きりでするではなくて皆で出来る「変態」はないものかと考え、変態を大衆向けに行う「HENTAIポップ」を提唱するようになったという。 
 

0520maruka_sunderu.jpg『東京棲んでるガールズ』、右から「しんろく」「ハララビハビコ」「ひるこ」の御三方。

「ちょっと間違ったこと」を「皆の前で行う」ことによって、皆が幸せになれるのではないか、そう思って、皆の前で緊縛を行ったり、ふんどしを穿いてみたり、パンティの形のシュシュを身につけたり……といった活動を行うことになったハララビハビコさん。『デザインフェスタ』への出展は今回で7回目で、他にも『フェチフェス』や秋葉原でのライブ活動などもしているとのことだ。

 今回の丸果尻ゆうこ嬢の緊縛では、こちらの勝手な予想で男性客ばかりかと思いきや、ギャラリーは女性が7割以上であった。どうやら、緊縛ブームは思いのほか一般層に広範囲に拡がっているようである。興味がある方は、一度縛られてみてはいかがでしょうか。新たな世界に目覚めるかもしれませんよ。
(取材・文=江口タケシ)

■丸果尻ゆうこオフィシャルブログ「ゆうこのまるかじり日記。」
■Twitter @marukajiriyuko

<丸果尻ゆうこに会おう! インストアイベント情報>
◆開催日:6月8日(日) 開場:10:45 開演:11:00
◆開催場所:秋葉原ソフマップ モバイル館4Fイベントスペース
◆集合場所:15分前にモバイル館1F店頭
◆内容:撮影&握手会
http://a.sofmap.com/topics/exec/_/id=4230&sid=14060811_a

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