我々をエロスの世界に引き込み、股間を踊らせてくれる伝説のAV「イカセ4時間」シリーズ! 新たな傑作の予感!!

0508ikase_kanzakispe.jpg※画像:『イカセ4時間スペシャル 神咲詩織』トップ・マーシャル

 みなさんはバブル景気と呼ばれた時代に「食」を題材として人気を博したテレビ番組『料理の鉄人』(フジテレビ系)を覚えているだろうか。ちなみに2012年~2013年にそのリメイク版『アイアンシェフ』(同)という番組が復活している。しかしその後1990年代半ばから後半に、バブル崩壊だの、平成不況だの、失われた10年だの、と呼ばれる不景気の時代に突入する。その不景気の時代、「食」と同じように人間の根源的欲求である「性」またの名を「エロ」のメディアであるAV界で人気を博したシリーズがある。それが人気女優がイカセられまくる姿を4時間に渡ってリアルタイルかつノンストップで晒す「イカセ4時間」シリーズだ。

 エロ・グロ・ナンセンスは不況に強いなどと言われるが、『完全なるイカセ4時間 いいとこどり 及川奈央』『完全なるイカセ4時間 いいとこどり 早坂ひとみ』などと当時の大人気女優を起用し、キッチンスタジアムならぬイカセコロシアムで、料理ならぬエロの鉄人たちのテクニックによって味覚ではなく性感を刺激された女優たちがイキまくる姿を、まさに酒池肉林の如く見せ付けるこの作品群は、バブル時代をパロディとしつつ、不景気に落ち込んでいる我々をエロスの世界に引き込み、股間を踊らせてくれた傑作シリーズのひとつだった。

 その中でも僕の思い出の女優を選ぶとすれば『完全なるイカセ4時間2005 いいとこどり 桜朱音』に主演した桜朱音だ。彼女は本当に自然体が可愛い女の子で、僕もインタビューで何度か会い、ある意味でAV女優らしからぬ、何か気が合う近所の年下の女の子といった印象を抱かせる立ち居振る舞いに正直惚れた。彼女は一時期とあるメーカーの広報も務めていたそうだが、その時は会う機会などもなく今思うと本当に残念…。

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