【ネットナンパ】糞業者から派遣されてきた性格の糞悪い雌豚!

0307netnanpa_fla.jpgllustrate by ながおか

 
 
 
 
 はぁぁぁぁぁぁぁ、やっちまった。
 
 
 
 
 あ、今回は予想外のラッキーとか何も無く、ただひたすら筆者の愚痴が続くだけのお話だ。気分が優れない時は読まないほうが懸命だろう。

 
 記事タイトルでもおわかりのように、久しぶりに糞業者にヒっかかってしまった。以下報告させていただくので、この話を反面教師としていただきたい。

 
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スケベな人! メールちょうだいネ(ハート) 
 

こんな時間から私の書き込みを見てるってことはスケベさんなんですね。 
 
私もかなりスケベです。 
 
というわけで、スケベ同士でおもいっきりイチャイチャしませんか? 
 
今夜池袋で待ち合わせできるスケベさんからのメール待ってますネ(ハート) 
 
顔写メは出せないけど、見た目は悪くいわれたことないですよ!! 
 

書込み日時:3/* 8:53
受付メール数 :0/無制限 
 
♀ちづ
20代前半
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 とある平日の朝9時30分、いつものように愛用の出会える系サイトである【ワクワクメール】をチェックしているとこんな書き込みに遭遇した。

 スケベアピール全開のこのちづちゃんに興味を持った筆者はさっそく彼女の詳細プロフィールを確認したのである。

 
 ほうほう、スリーサイズはB86W59H88のDカップか。おっ! なんと写メを公開しているではないか!! こりゃあ確認するしかあるまいて!
 
 
 
 
 ポチっとな!
 
 
 
 
 するとそこには胸元がざっくり開いたシャツを着た女性の上半身の写真が掲載されていたのだ。見るからに細身の体型で、無理やりオッパイを寄せて谷間を作っている感じが健気であった。この寄せ具合からすると、実際はCカップほどであろう。だが弾力に富んだなんとも柔らかそうなオッパイである。
 
 
 
 
 ウヒっ、今日はこのオッパイをクチに含みながらハッスルしちまうか!
 
 
 
 

 ニヤニヤとだらしない顔をしながらファーストメールを送信するトコショーであった。

 
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おはようございます、ちづさん。
都内の会社員ショーイチ、36歳です。 
 
いつもはこんな時間にサイトにアクセスしないのですが、
今日はたまたまアクセスしてみました。 
 
そして一番最初にちづさんの書き込みを発見しちゃいました! 
 
今日の夜はもちろん大丈夫ですし、平日の夜ならたいていヒマしてます。 
 
ぜひ楽しくお会いしたいので、詳しい希望とかあったら教えてくださいませ。
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 すると数分もしないうちにちづちゃんから返信が届き、無事に交渉成立! こうしてその日の夜20時に、池袋駅北口を出て徒歩1分ほどのところにあるケンタッキーの前で待ち合わせすることになったのである。

 19時50分。池袋駅に到着した筆者は足取り軽く北口の階段を駆け上がって地上に出る。そして今にもスキップせんばかりの勢いでケンタに向かい始めた。
 
 
 
 
 あれ? ケンタがない!?
 
 
 
 
 この池袋は待ち合わせでよく使う場所だが、ちづちゃんが指定してきたケンタのほうまで足を延ばすのは久しぶりだったのである。だが、いくらあたりを見回してもケンタが見つからない。

 あちこち付近を歩きまわっても、一向にケンタのあの赤い看板が見つからない。フと時間を確認すると、約束の時間1分前となっているではないか!

 こうなったらちづちゃんに連絡して、約束の場所を変えてもらうしかないだろう。そう考え、立ち止まって携帯電話を開く筆者。
 
 
 
 
 ん?
 
 
 
 
 その時の筆者の目の前に改装中のビルがあった。周りのビルは煌々と明るいのだが、そのビルだけはすべての照明が落とされていたのだ。そして1階の正面の自動ドアにはなにやら告知の紙が貼られていた。

 近づいて確認すると、それはケンタの一時休業のお知らせだったのである。慌てて上を見上げると、明かりが灯っていないケンタの看板があるではないか!
 
 
 
 
 ホっ、焦らせやがって。
 
 
 
 
 筆者が安堵したその瞬間。背後から声をかけられた。

 
「あのぉ。ショーイチさんですか?」

 
 ちづちゃんを安心させるため、筆者のその時の格好を前もって詳細に教えていたのである。それゆえ、ちづちゃんのほうが先に筆者を見つけたのであろう。
 
 
 
  
 
 
 振り向くと、そこには……。
 
 
 
  
 
 
 
 醜い子豚が、なぜか不機嫌そうな顔でこちらを見ていた。
 
 
 
  
 
 
 
 くぁwせdfrtgyふじこlp;@:「」
 
 
 
  
 
 
 
 パニくるトコショー。なんで見知らぬ醜い子豚が筆者の名前を知ってるんだ? ずっと昔に出会える系で遭遇した子豚だろうか?

 今までに何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もハズレを引いている筆者トコショー。しかし、ハズレを引いたからといっていつまでもその悪い思いでを引きずっていてもイイことは何一つない。それゆえ、ハズレを引いたその翌日には綺麗さっぱり忘れるようにしているのである。

 だから今筆者の目の前でブヒブヒしゃべっている子豚は、トラウマになることを避けるべく無理やり記憶から消し去った子豚かもしれない。

 パニくりながらもなんとか現状を理解するべく頭を回転させていると、その子豚がまたクチを開いた。
 
 
 
「サイトで約束してたちづですけど……」
 
 
 
 
おい! ゴルぁ!!
 
 
 
 
 なんだお前のその見た目は! 今まで容姿を悪く言われたことがないだと! お前のまわりは慈愛の精神にあふれた優しいやつばかりなんだよ! でもな、陰ではお前のことを豚と蔑んでいるんだよ!! んなこともわからねえのか! ああ、わからないんだろうな、だからこそそんな醜い図体で生きていられんだろう!

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