嘉門洋子が演じた“覚せい剤がらみ”の役に衝撃が広がる

0220kamon_main.jpg※イメージ画像:『写真集 嘉門洋子2』講談社

 2000年の放送開始以来、テレビ朝日の人気シリーズとなっているドラマ『相棒』。今クールでは『相棒 season12』が放送されているが、19日の「聞きすぎた男」に女優の嘉門洋子が出演し、その“役柄”が話題になっている。

 嘉門が演じたのは、高級住宅地に住み、一流企業勤務の夫を持ちながらも裏で覚せい剤を売買する主婦役。家に隠し持っていた覚せい剤を夫が誤って飲み死亡してしまうが、嘉門は覚せい剤の存在がバレることを恐れて、遺体を遺棄してしまうという内容だ。ラストにはすべてが明るみに出てしまうが、嘉門は犯行動機について「だって、ワクワクしないんだもん。一流企業も高級住宅地も、気持ちいいのは最初だけよ。当たり前になったら、ただ刺激のない退屈な毎日」と疲れた顔で語る好演を見せた。

 1996年にグラビアアイドルとしてデビューした嘉門は、90年代後半から2000年代前半にかけてグラビアはもちろんドラマやバラエティでも活躍。しかし、三田佳子の二男・高橋祐也の“覚せい剤パーティー”が問題になった際に、その現場に出入りしていたとの疑惑が浮上した。嘉門は部屋に行ったことは認めたが、そこで薬物を使用したことはないと否定していた。

 そういった事情もあり、『相棒』で嘉門が覚せい剤に溺れる主婦を演じたことについて、ネット上では「リアルすぎて笑えない」「嘉門洋子と覚せい剤をからませるって、今回の相棒すごすぎる」「この役柄しっくりくるわ」など衝撃が広がっている。

「嘉門は当時も現在もパーティーへの参加については否定していますが、今回のドラマ出演によってその過去が蒸し返された形ですね。むしろ、よく引き受けたとその度量を評価すべきでしょう(笑)。過去には暴力団組長の情婦という報道もありましたが、それも本人は否定しています。近年は露出が少なくなっていた嘉門ですが、11年に初のヘアヌード写真集を発売、昨年には週刊誌で小説家デビューを果たすなど、表現の幅を広げています。もともと、女優としての演技力を評価する声も多く、今回の『相棒』出演も、登場シーンのわりには結果的に視聴者に大きなインパクトを残しています」(芸能ライター)

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