大島優子の次は小嶋陽菜と柏木由紀? AKBが依存する「卒業ビジネス」の戦略性

大島優子の次は小嶋陽菜と柏木由紀? AKBが依存する「卒業ビジネス」の戦略性の画像1※イメージ画像:『AKB48 大島優子カレンダー2014年』株式会社ハゴロモ

 AKB48の大島優子(25)の卒業時期が決定した。27日に東京ドームシティホールで開催された『AKB48ユニット祭り2014』に出演した大島は、3月29、30日に開催される国立競技場コンサートを卒業公演とすることを発表。さらに「私は握手会をすごく大切にしてきました。一人ひとりに感謝の気持ちをお伝えしたくて『大島優子感謝祭』を開かせていただくことになりました。握手会で卒業を伝えて、卒業したいと思います」と、卒業を記念した握手会イベントの開催も予告した。

 大方の予想通り、一部で集客が不安視されていた国立ライブに「大島の卒業」を持ってきた格好だ。これまで卒業した有力メンバーと同じく、国立での大々的な卒業セレモニーの後に秋葉原のAKB48劇場でも卒業公演を開くとみられている。2月26日には大島の卒業ソングとなる、AKBの35thシングル曲「前しか向かねえ」の発売が予定されており、2011年発売の「桜の木になろう」から続いている15作連続ミリオン記録の更新が期待される。

 卒業ソングに国立ライブ、感謝祭と、大島の卒業がらみのイベントが目白押しとなっているAKB。昨年のNHK紅白歌合戦で大々的に発表した大島の卒業というトピックスが生まれたことで、どれも成功が確実視されているが、あまりにも「卒業に頼り過ぎている」との不安の声もささやかれている。

「収容人員7万人を誇る国立競技場は、現在のAKBでは普通にライブをやっても2日間満員にすることは難しい。しかし、東京五輪の関連ビジネスに食い込みたい運営サイドとしては、五輪のメイン会場として生まれ変わる改修前の国立で絶対にライブをやっておきたかった。それが『大島の卒業』というイベントが生まれたことで可能になりました。ダメ押しとしてOGの前田敦子や板野友美、篠田麻里子らの投入も計画しているようですが、実質的に大島頼みの公演であることは間違いないでしょう」(芸能関係者)

 国立ライブが成功したとしても、大島の卒業でAKBの人気低下に拍車が掛かれば今後の展開が厳しくなっていくだろう。運営サイドはどのような策を練っているのだろうか。

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