センターの重圧で鬱病に? NMB48城に続いてあのアイドルも…

nogizaka98104.jpg※イメージ画像:AKBより可愛い子が多いと評判

 発足から7年にわたってグループのセンターポジションを務めてきたAKB48の前田敦子(21)が卒業して一週間。姉妹グループNMB48の二期生でチームMのセンターである城恵理子(13)が、劇場公演中に突然の卒業を発表した。城は昨年5月にNMB第二期生オーディション最終審査に合格して研究生になると、2カ月後の7月にはAKBのコンサート「よっしゃぁ~行くぞぉ~!in西武ドーム」の初日公演において、ソロ楽曲を披露。総合プロデューサーの秋元康に「(SKE48の)松井珠理奈を見た時のような衝撃」と言わしめ、いわゆる“推されメン”の一人だった。

 今年1月にチームMが結成された際には、「私はAKB48の前田敦子さんに憧れてこのNMB48に入りました。なので、AKB48さんの前田敦子さんのようなセンターになります!」と野心を告白し、実際に劇場公演ではセンターポジションに任命された城。5月発売のNMBの4thシングル「ナギイチ」(lough out loud!records)でも劇場盤ジャケットを全国区で人気の一期生・山本彩、渡辺美優紀と3人で飾っている。

「運営側は彼女を7年前の前田敦子のようなプレーンな原石と見ていて、前田のように育てていくつもりだった。しかし、いくら秋元康が寵愛したところで、実人気はなかなか伴わなかったんです。48グループは個別握手会で如実に人気の度合いがわかる。自分の握手列は閑古鳥が鳴いているのに、別のメンバーの握手列はファンの波が途絶えなかったり……。城に関して言えば、同じチームMだと與儀ケイラや谷川愛梨の方が人気度が高く、城はセンターなのに一番ではない。運営の期待に沿えられないことを、本人も申し訳なく感じていたのでは」(48グループ関係者)

 実は城は卒業発表のわずか数日前、8月30日の深夜0時過ぎにGoogle+で鬱状態とも読み取れる意味深な投稿を連発していた。現在は削除されてしまっているが、「何で私がチームMのセンターなのだろうか?」「ごめんなさい。美優紀さんや彩さんみたいになれなくて」「泣いたら…スッキリした」。中学二年生の少女が、いかに苦悩していたかがうかがえる。

「前田や松井、指原莉乃や横山由依もそうでしたが、秋元さんが素材を気に入って、メディア露出の機会を増やしてもらったメンバーは“ゴリ推し”と言われてアンチも大量に生まれます。前田もそれに相当悩んでいたし、松井は一回りも年が違うけれど仲の良いAKB篠田麻里子などによく相談していたようです。ただそれでも、SKEの仕事とAKBの選抜、さらにAKBチームKも兼任することになって疲労がたまり、今年2月と4月には体調を壊してしまいました。指原は意外と強心臓で、嫉妬されたりイジメられても気にしないよう努めていたそうです。実際、指原より先輩で選抜常連だったある現役メンバーは、かなり露骨に彼女を嫌ってイジメてましたけど、屈しませんでしたね」(前同)

 城が卒業を明かしてから、他のメンバーたちは「もっと頼ってほしかった」「相談してくれれば良かったのに」というコメントをGoogle+上に寄せている。加入から一年数カ月での卒業はあまりに早く、残念に思う気持ちはメンバー、スタッフ、ファン皆同じだろう。そんな城と同じく、センターポジションを託されたがゆえに「壊れてしまいそうだ」というメンバーが乃木坂46にもいる。広末涼子の再来と称賛される透明感を持つ16歳、生駒里奈である。

 生駒は昨年8月に結成された乃木坂の初期メンバー。中学生時代の前田や城と同じく、黒髪のショートボブだ。当初から乃木坂のメインとして扱われてきた彼女だが、8月31日に行われたある会見で、記者の質問に答えられず走り去ってしまうという芸能人にあるまじき行動を見せてしまった。件の会見は、AKBなどと違って専用劇場を持たない乃木坂46が9月1日からPARCO劇場で行う一週間の公演「16人のプリンシパル」の公開リハーサル前に行われた。報道陣から「他のメンバーに対するライバル心はありますか?」という質問が飛び、キャプテンの桜井玲香が生駒に答えさせようとマイクを渡そうとしたが、生駒は突然口を押さえて何も言わずにステージ袖へ逃げてしまったのだ。リハーサルには元気に参加しており、関係者が「さっきのは緊張のため」と説明していたが、実際、生駒のプレッシャーは相当なものだという。

「あまり話題になっていませんが、今回の公演は非常にシビア。公演は2部構成で、1幕目は31人のメンバーがミュージカルのオーディションを受けに来た設定でそれぞれ客席に向かって自己PR。それを見た観客による人気投票があり、順位によって2幕目で与えられる役柄が変わるのです。現在までで人気トップ3はほぼ固定されていて、生田絵梨花、高山一実、白石麻衣が常に上位。一方、生駒は7~8位に留まっている。実人気の差をまざまざと見せつけられる残酷な舞台ですよ」(前同)

 いわば一週間毎日「選抜総選挙」を行うようなもので、これでは精神的に参ってしまうのも無理はないかもしれない。それでも、これまで運営側が「乃木坂といえば生駒」という売り出し方をしてきたため、公演について扱ったweb媒体はほとんどが生駒のソロカットを掲載していた。前田敦子は“ゴリ推し”を咎めるアンチもいたものの総選挙では1位だったが、生駒の場合は事情が違う。多感な時期の少女にあまり過酷な仕事を強いてほしくはないものだ。

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