謎多き夫婦・山口智子と唐沢寿明の私生活とは?

yamaguchitomoko_main.jpg※イメージ画像:「AERA 2011.3.14号」朝日新聞出版

 そろそろ夏クールのドラマも佳境を迎え、視聴者の興味も秋の新ドラマに移ろう時期。10月スタートで注目されているのが、映画監督の是枝裕和が全話オリジナルで書き下ろしたという『ゴーイングマイホーム』(関西テレビ・フジテレビ系/火曜22時枠)だ。主演は阿部寛で、2002年の『しあわせのシッポ』(TBS系)以来10年ぶりの民放ドラマ出演となる宮﨑あおい、そして実に16年ぶりに連続ドラマ復帰する山口智子が共演するとあって、放送前から話題は尽きない。本作の制作が明かされ、キャストが発表された際には、「あの山口智子が本格復帰なんて、離婚の前触れじゃないか」ともウワサされた。

「かつてトレンディドラマのヒロインで人気を博した安田成美や鈴木保奈美が女優復帰したのは、子育てがひと段落したことと、互いの夫であるとんねるずの出演番組が減少して経済的に逼迫していることが理由と言われましたが、山口の場合は子どもはいないし夫の唐沢寿明も仕事は好調。むしろ、夫婦仲が破綻しているという疑惑が以前から浮上していたため、いよいよ離婚秒読みではないかと思われたんです」(芸能記者)

 1995年に唐沢と結婚後、山口は絶好調だった女優業からアッサリ身を引いた。96年に『古畑任三郎スペシャル』『ロングバケーション』(共にフジテレビ系)に出演して以降、04年の正月単発ドラマ『向田邦子の恋文』(TBS系)まで、ドラマも映画もナシ(アニメ映画の声優を除く)。家庭を優先し、夫を支える妻の役割に徹しているのかと思われたが、実際はそうではなかったようだ。

「そもそも唐沢さんは社交的で家庭での時間を長く過ごすタイプではない人。もっぱら外食派ですし、友人の俳優たちと飲み歩いたり合コンしたりと自由気ままです。山口さんが仕事を減らしたのは、趣味に没頭するいい機会だったから。老舗旅館の娘だった彼女は日本の伝統文化に強い興味を持っていて、お茶や着付け、絵画などにハマッたほか、フラメンコやカメラにも夢中になったとか。趣味が高じて、伝統工芸雑貨のセレクトショップを経営したり(現在は閉店)、素材にこだわったレディス・カジュアルブランド『山笑う』をプロデュースしたり……日本全国の逸品を取材してまとめた『掛けたくなる軸』(朝日新聞出版)なんて著書もありますよ(笑)」(女性誌記者)

 唐沢は不倫説もしょっちゅう飛び交う遊び人ぶりで、一方の山口も趣味と仕事に夢中。さらに07年には、山口の不倫疑惑も飛び出した。オーストリアのウィーンで、トルコ人ピアニストのファジル・サイ氏としっかり手をつないで街を歩いている姿が目撃されたのである。その前年、06年にも山口はファジル氏のコンサートを訪れ、「追っかけしそうな勢いです」と熱い思いを伝えていたという。トルコの週刊誌では、山口を「ファジル氏の恋人」と報じたところもあるというが……。

「今回の女優復帰で、『いざ、離婚!』というワケではないと思いますよ。発売中の『週刊女性』(主婦と生活社)でも、8月中旬にドラマ撮影を終えた山口さんが唐沢さんと二人で、芸能人御用達の隠れ家的イタリアンレストランで仲睦まじくディナーを楽しんでいたと伝えています。そこの関係者によれば、今年は二人でハワイ旅行もしたそうですから、不仲ということはないのでは?」(前同)

 別の報道では、山口と唐沢が結婚を機に資産会社を共同設立し、その資金をもとに目黒区の豪邸や伊豆の別荘を購入したが、売り上げが落ちてきたため山口も仕事を再開した、とも言われている。どんな理由があるにせよ、連ドラ全盛期を彩った「高視聴率の女王」が現場復帰してくれるのは喜ばしいことだ。もっとも、今の若い世代に「山口智子ブランド」は通用せず、ヒットに結びつけるのは厳しいと難色を示す声もあるが、これを契機に山口智子を知らない世代にもアピールし、視聴率低迷が続く日本ドラマ界に風穴をあけてほしいものである。

men's Pick Up