市川海老蔵が自宅を要塞化 お礼参りに備えて赤フン姿でトレーニング中?

20120904ebi.jpg※イメージ画像:『市川海老蔵 眼に見えない大切なもの』
著:Grazia編集部/講談社

 歌舞伎俳優の市川海老蔵とフリーアナの小林麻央夫妻の自宅に異変が起きている。

 目黒区の閑静な住宅街にある二人の愛の巣は、麻央の趣味に合わせてピンクを基調にしており、通称「ピンク御殿」と呼ばれていた。だが、その可愛らしかったピンク御殿が要塞化されているという。玄関は分厚い鉄製のドアに変わり、ガレージの入口は頑丈な目隠しシャッターで覆われ、庭は木が生い茂りほとんど中がうかがえないようになっている。自宅前には監視カメラが設置され、セキュリティ会社によって24時間チェックされているという。

 この変わりようには、当然ながらあの暴行事件が関係している。

 海老蔵に暴行を加えて逮捕された伊藤リオンが3月末に出所し、海老蔵の自宅に近い渋谷のギャングファッションの店で働き始めたとの情報が出回った。これに危機感を抱いた海老蔵が、自宅のセキュリティを強めたようだ。

「当該の店はリオンとつながりの強い人物が経営していますが、そこで彼が働いているという情報はガセだったようです。しかし、1歳の娘を抱える麻央は極度に脅えており、近所を散歩することすらできない状態になった。育児をしながら家にこもりっきりになり、精神的に相当参っているようです。海老蔵自身もやっと舞台復帰したばかりのため、二度と暴力沙汰には関わりたくない。自宅の要塞化のために数百万円の大金をはたいたようですが、そのくらい不安になっているのでしょう」(週刊誌記者)

 示談が成立しながらも起訴され、実刑まで食らわせられたリオンは、今も海老蔵に激怒していると伝えられている。それは海老蔵の耳にも入っているだろう。一部週刊誌では、海老蔵が襲撃に備え、自宅の庭で赤フン姿で身体を鍛えている姿が目撃されていると報じられている。

 とはいえ、あれほどの大ニュースとして取り上げられ、加害者の顔も知れ渡っているのだから“お礼参り”はあり得ないと思うが……。

「リオンが所属していた関東連合は、『半グレ』『ネオ愚連隊』と呼ばれる元暴走族の集団ですが、暴力団のように組織化されているわけではなく警察も実態がつかめない。リオンが直接お礼参りせずとも、顔を知られていない彼の仲間が手を出してくる可能性はゼロではないでしょう」(前同)

 先日起きた六本木クラブ集団暴行死事件でも、犯行グループは半グレやネオ愚連隊と呼ばれる集団だったのではないかと指摘されている。金属バットや鉄製の棒で武装し集団リンチで殺害する方法は、俳優・高岡蒼佑の兄貴分が殺害された「西新宿金属バット撲殺事件」の手口とも酷似しており、独特の襲撃方法といえる。海老蔵の身に同じことが起きるとは思えないが、用心するに越したことはないのかもしれない。

 また、暴行事件の現場に同席していた関東連合の元リーダー・石元太一が芸能界入りしたことも、海老蔵にとって不安のタネになっているようだ。

「週刊誌のインタビューで、石元の口から『先に手を出しておきながら、最後は泣きながら土下座した』などといった暴行事件の際の海老蔵の失態ぶりが明かされました。石元がメディアに出続ければ、海老蔵の情けないイメージはいつまでも払拭されない。このイメージがあるうちは、大名跡『市川團十郎』の継承もできないのでは」(芸能関係者)

 暴行事件の名残りによって、お礼参りの恐怖、妻の不安を抱え、いまだに仕事にまで影響が出ている海老蔵。早く事件を風化させて終わりにしたいところだろうが、酒の失敗のツケはあまりにも大きかったようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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