芸能人は歯が命! 有吉も驚いた「インプラント治療」のお値段!!

※イメージ画像 photo by slavewire from flickr

「歯医者お盆休みで痛さMAX。虫歯から逃げ回っていた俺へのバチだ」

 8月11日に、そんなつぶやきを発したのは、160万という芸能界一のフォロワー数を誇る有吉弘行。自身のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」(JFN系列)』で話したところでは、ヘビースモーカーでかつコーヒー好き、さらにワインを嗜む有吉は、これまで虫歯の検査や、歯石除去・クリーニングを兼ねて定期検診を受けていたという。しかし、最近は面倒くさくなり、「はさみで歯を自分で削る」「化膿した部分に自分で針をさし膿を出す」というワイルド極まりない方法で、対処していた。しかし、そんな不摂生と素人療法がたたり、さらに化膿して腫れあがるほどに虫歯が悪化。稀代の毒舌芸人も歯の痛みには耐え切れず「口臭が気になるし、これじゃ女優とキスもできない(笑)」と、かかりつけではない別の医院をインターネットで探し電話することになった。

 
 「受付の女性の声がハスキーボイスで色っぽい。これはワンナイトラブの予感がある」と楽しみに件の病院に行ったのだが、そこで問題が起こった。

 受付嬢だけでなく、衛生士や医師も全て美人ばかりだというその医院。最初の内こそ鼻の下を伸ばしていた有吉だったが、治療が始まると不信感を抱く事態となった。

 悪化した虫歯は珍しいことに乳歯。四十近い有吉にとっては不必要なのは確かなのだが……。

「あっさり抜きましょうって言われて、こっちも痛かったからOKはしたんだけど、ポコって抜いた後に“これインプラントいれなきゃ”って急に言い出したの。“で、40万なんですけどぉ”って、おいっ! 勝手に抜いてそりゃないだろって(苦笑)」

 売れっ子の有吉からすれば40万円など苦も無く払える金額だろうし、保険外治療のインプラントが高額なのもよく知られた話。しかしその場では、取りあえず考える時間をくれと、結論を出さなかった。さらに有吉の不信感を決定づけたのは、通いなれた歯医者では無料でやってくれていた塩水を使ったクリーニングに高額な追加料金を支払わさされたこと。

 「いつも行ってるところは2千円くらいなのに、全く同じ治療なのに1万円! 5倍だよ。あとで調べるともっと安いインプラント治療を行っているところはたくさんあるし、そもそもインプラント以外のブリッジなどの治療方法もあったはず。風俗店のタケノコ剥ぎと同じだよ」と憤るばかり。

 げんなりした気持で医院を後にしようとしたとき、衛生士の女性から驚きの一言が。

「“有吉さん! 日村さんの紹介ですか?”って」

 なんとその病院、現在上部の歯の大半をインプラントに入れ替える治療を行っていることで知られるバナナマン・日村勇紀と、同じだったのだ。

「日村さんの前歯なんて500万だって。そんなのおかしいって芸人仲間の間でもウワサになってるんだよ。とりあえず抜いた歯の代わりにコーン入れとくよ」と芸人らしく締めくくった。

 なお問題の歯科には、さまぁ~ず・三村マサカズも通っているのだという。後日彼らと共演し情報を得た有吉。「確かに腕は一流だって言うんだけどね…」とは言うものの、モヤモヤは晴れなかった様子。結局は『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で共演中の夏目三久に紹介してもらった病院で治療をうけることにしたという。

 いくら優れた技術を持っているにせよ、患者に事前にきっちりと説明を行うインフォームド・コンセントは、病院の常識。インプラント治療については、消費者センターへの苦情も多いという。我々も“タケノコ剥ぎ”のような事態は避けたいものだ。
(文=ピーピング・トム・ソーヤ)

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