売名行為は失敗だった? 園山真希絵の経営する料理店が閉店

 料理研究家でタレントの園山真希絵(34)が、自身が経営する東京・恵比寿の家庭料理割烹「園山」を来年2月28日をもって閉めることを明らかにした。2006年にオープンした同店は独創的な料理を名物にしており、園山と親交の深い神田うの(37)、伊東美咲(35)、白石美帆(34)、ハイパーメディアクリエイターの高城剛氏(48)らが常連に名を連ねていた。

 建物の契約更新が迫っていたという園山は、今月27日に自身のフェイスブックで「ふと、自分の人生のテーマに、『更新』という文字が見当たらなかったことに気づいた」と綴り、「最高のお客様と、最高のスタッフのまま有終の美を飾りたい」との思いから「誰にも相談せず、即、契約解約届を大家さんに送りました」と閉店を決意した理由を説明している。

 園山といえば、俳優・塩谷瞬(30)とモデル・冨永愛(30)との三角関係による二股騒動で一躍脚光を浴び、バラエティーやワイドショーに引っ張りだこになった。露出は激増したが、その知名度を生かしてビジネスでも成功とはいかなかったようだ。

「内装にまでこだわった店を恵比寿の一等地に20代で構えたわけですから、当然ながらパトロンがいました。そのパトロン人脈は、銀座でホステスをしていたころに築いたものだったといわれています。彼女は二股騒動後に『有名人は一度会っただけで親友扱いされる』と業界で悪評が立ち、なりふり構わぬ売名行為の酷さも相まってパトロンに愛想を尽かされたようです。あんなに野心をむき出しにしなければ、もう少しは続けられていたのに……」(芸能関係者)

 料理研究家としての園山の腕も以前から疑問視されていた。園山がブログなどにアップした料理の写真はお世辞にもおいしそうと思えるものではなく、ネット上では「残飯にしか見えない」「子どもの悪ふざけ」と揶揄されていた。また、2つのジャガ芋の上にニンジンを丸ごと置いた料理や、立てたニンジンの先端にソースをかけた料理など、男根をモチーフにしたと思われるメニューがやたらと多く、意識的なのか無意識に欲求不満が現れているのかと物議をかもした。

「園山さんと川越達也シェフは、料理業界でまともに相手にする人はいない。両者に共通しているのは、名が通っている割に有名店などで修業をした経歴が全く見えてこないこと。そのくせ有名人にすり寄ったり、自分の価値を高める宣伝活動にばかり力を入れている。あくまで“自称” のシェフや料理研究家ですから、腕の方も保証はない」(有名料理店関係者)

 銀座のホステスだった彼女がパトロンの支援を受けて店を出したというウワサがもし事実であれば、さもありなんといったところである。

 フェイスブックで「最高のお客様」と感謝を綴っていた園山だが、客を“売った”という疑惑もある。同店を訪れたことがあるというホリエモンこと堀江貴文氏(現在収監中)は、週刊誌のインタビューで「園山さんの経営している店に行くと、ピンポイントで写真週刊誌に撮られるんですよね…。2回くらいしか行っていないのに撮られる」と語っている。もちろんただの偶然という可能性もあるが、マスコミ人脈をつくったり謝礼を得るためにホリエモンを売ったという疑惑も一部でささやかれている。

 これに加えて、有名人が一度でも来店すれば「友達」扱いされ、ことあるごとに「○○さんと親友なんです」と吹聴しているというウワサも立った。さらに、塩谷との出会いも彼が打ち上げで同店を訪れたことがきっかけであり、「惚れっぽい性格である彼女の“男漁りの場”になっていた」(週刊誌記者)という指摘もある。

 途中までは売名に成功していた園山だが、身から出たサビの悪評が噴出するにつれて、周囲に見放されていきそうな気配だ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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