※イメージ画像:左・misono『生-say-』エイベックス・エンタテインメント、右『君を見上げて Vol.1』エイベックス・トラックス
V6の森田剛（33）とmisono（27）の熱愛情報が意外なところから浮上した。事の発端は、Twitterで複数の女性ユーザーが二人の目撃情報を書き込み、話題となったことだった。
今月9日、店員と思われる女性ユーザーが「今日店にmisonoとV6の森田剛きとった～！！」などとツイート。程なく、別のユーザーも「昨日misonoと森田剛に会った。てゆかmisonoめっちゃ可愛い。全然細いし！」と書き込んだ。ユーザーの情報や以前の書き込みなどから、森田とmisonoは神戸の焼き肉店を訪れていたと推測されている。
もし二人が交際しているのであれば意外すぎるカップル誕生となるが、ネット上では「またツイか～ 芸能人も大変だね」「一般人にまでプライベート情報を書かれるって可哀想」「またバカ発見機か」などといった同情の声も上がっている。
時と場所を選ばずに誰でも情報発信ができることが利点のTwitterだが、店員や一般人がタレントのプライベート情報を書き込み、問題になるケースが多発している。
昨年8月には、嵐の櫻井翔（30）が宿泊した北海道内のホテルの女性従業員が「櫻井の使用した部屋」の様子を写真入りで実況。さらに「枕に髪の毛とかついてたよ←ベッドには寝ときました」「使用済みタオルhshs（※匂いを嗅ぐ呼吸音を表すネットスラング）しといた」「一応ペットボトルとっといたけどどうする？」などと書き込み、変態行為に及んでいたことまで明かした。
また昨年1月には、都内の高級ホテルを訪れたサッカー元日本代表の稲本潤一（32）とモデルの田中美保（29）のデート現場を、ホテル内の飲食店従業員が実況中継し、「今夜は2人で泊まるらしいよ」などと暴露。スポーツ紙やワイドショーまで騒がす事態になり、ホテル側が支配人名義で謝罪文を発表し、店員は解雇処分になった。
同じく5月、サッカーJ1甲府のハーフナー・マイク（25）がアディダス銀座店を訪れた際、従業員が彼に同伴していた女性を中傷するコメントをTwitterに掲載。大きな炎上騒動となり、従業員は退職し、アディダスジャパンが本人とクラブに謝罪した。
また、昨年末に都内のアパレル店の従業員が「閉店2分前にビビる大木が来やがってちんたら見た挙句、なんも買わず帰り無駄な残業だった。芸能人振りやがってマジ腹立たしい」などとツイートし、これをビビる大木（37）本人が発見。大木が「○○の店員ですね？普通に見たつもりです。どういうつもりですか？客に対して実名を出して悪口を言うとは」と追求し、店側がネット上に謝罪文を掲載する事態に発展した。
Twitterが普及したことで、有名人は芸能記者やカメラマンだけでなく、一般人からも「報道」される対象になってしまったといえるだろう。暴露ツイートの連鎖は、メディアの扇動などによって急激にSNSが浸透したため、ネットの常識やモラルを知らないまま利用するユーザーが増えたことも関係している。
騒動を起こしたユーザーたちは「フォロワーを増やしたかった」「自慢したかった」などと暴露の理由を語っている。しかし、ネットでの情報発信は、友達と話をしているのとはワケが違う。Twitterやブログなどのネットツールが「メディア」であることを認識しているユーザーは少ないようだ。いかにツールが進化しても人間は簡単に変わらず、進化が追いつかないという現実が浮き彫りになったともいえるだろう。
（文＝佐藤勇馬／Yellow Tear Drops）
